[65:9] キャブヒーター
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名前:キャブのSS
:2007/12/04 (火) 11:36 No.1188
'98 900SS ファイナルエディションに乗っています。 何度目かの冬を迎え、相変わらず冬場の不調に至ってます。 プラグがカブっているようなボコっボコっとする感じで、エンジンが暖まってきても信号停止でエンストします。 改めてキャブヒーターなる物を見てみました。 行きつけのバイク屋では、スイッチのツマミを進行方向に対して水平にすればONだと教わりました。 例えるなら、幹線道路に対して左に横道が出ている感じでのオイルの経路になっており、その横道がキャブに繋がっているようです。 すると、キャブにオイルを送るのにはツマミは左向きにするが正しいのでは?との疑問が出てきました(今現在はツマミは後ろ向き)。 そうしないとエンジンとラジエーターが直結でキャブにオイルが流れない様な気が。 そもそもキャブヒーターなのでしょうか? ツマミの付近のオイルの経路を見ると、逆にラジエーターで冷えたオイルが上からキャブヒーターの分岐を通って下のエンジンに向かっている様に見えて、キャブクーラーなのでは?と言う疑問も。 キャブヒーター自体、'97と'98ファイナルエディションにのみ付いた機能らしいので対応車種が限られていますが、お使いの方やメカに詳しい方など、お知恵をお貸し下さい。 写真はキャブヒーターのスイッチ部分を上から撮った物です(スイッチは写真のサイコロ状の部分の裏(下)側に付いています)。
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名前:電気式
:2007/12/05 (水) 19:40 No.1190
参考まで
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名前:キャブのSS
:2007/12/05 (水) 23:09 No.1191
- ありがとうございます。
これを見る限りは、やはり左(図では右)にツマミを動かすのが正しいようです。 この当時はまだドカティジャパンが存在せず、年式・仕様地ごとの詳しい日本語ユーザーマニュアルが存在自体してないようなので、使い方が良く分からなかったので、大変参考になりました。
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名前:よしざわ
:2007/12/06 (木) 17:11 No.1192
- 問題は解決したようなので、余談を・・・
> キャブヒーター自体、'97と'98ファイナルエディションにのみ付いた機能らしい
SSのオイルクーラーがヘッド下側についている頃から、仕向け地によってはキャブヒーターが付いていました。
日本向けでも途中から付くようになったのは、インポーターにアイシングで困っている報告なんか結構あって、本国に要請した結果なのかもしれませんね。(あるいは、単に同じ左側通行である英国仕様が、そのまま来るようになったとか?)
> この当時はまだドカティジャパンが存在せず、年式・仕様地ごとの詳しい日本語ユーザーマニュアルが存在自体してないよう
DUCATI JAPANの設立以前でも、当時の正規インポーターは日本語版のユーザーマニュアルは出していましたよ。英伊独西語のマニュアルのみ手元にあるなら、いわゆる”並行”で入った車両の可能性はあります。(この頃特に多かった)
900SS FEはどっちの扱いだったかな?SS900ieが出てまもなくインポーターが変わったと覚えていますので、微妙な時期の車両ではありますね。
いわゆる正規車かどうかの判断は、この当時のは今と同じく、ナンバープレートベースを見るのが手段の一つです。(旧インポーターのプレートには、車台番号と同じシリアルNo.が入っています。プレートになる前は、シリアルNo.の入った七宝のバッジがそれ。)
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名前:キャブのSS
:2007/12/06 (木) 23:35 No.1193
- 正規のインポーターとは村山モータースでしょうか?
私もヤフオクか何かで手に入れた村山モータース製?の日本語マニュアルは持っています。 しかし、色々な年式や派生モデル(400SSやSL)も含めた共通のマニュアルになっていて、'97と'98 FEのみに付いたキャブヒーターなどには触れていませんでした。 この年式特有の機能等を知りたくて、直接ドカティジャパンに問い合わせたりしたのですが、日本語マニュアルは無いとの結論でした。
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名前:よしざわ
:2007/12/07 (金) 17:33 No.1195
余談ついでに・・・(私はインサイダーではないので、あくまで推測の域は出ないのですが、「当時」をリアルタイムで知っている身として、またかなり興味をもって接していた対象の周辺事情として、かなり真実に迫った話はできるのではないかと思います。)
村山モータースの日本語マニュアルは、オリジナルの5ヶ国語マニュアルを忠実に訳したもので、写真上が日本語版、下がオリジナルのマニュアルですが、厚さがずいぶん違うのは、記載言語の数の問題で、内容は比較すると完全に一致します。
年式毎、車種毎に個別にマニュアルが無いのは、インポーターの怠惰ではなく、当時のオリジナルがそうであったに過ぎないと思います。(特にFEはイレギュラーな存在でしたので、ことさら個別のマニュアルが用意されるようなことは無かったでしょう。)
乱暴な話に聞こえるかもしれませんが、実際のところ、最初期型の91年式から最終型のFEまで、ユーザーが運行する上で知っておくべき機能などは何も変わっていなく、上のマニュアル一冊で、すべてのモデルを問題なくカバーする内容を持っていると思います。
ええ、確かにキャブのオイルヒーターに関する記述は一切はありません。
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名前:よしざわ
:2007/12/07 (金) 17:34 No.1196
また、カジバ時代の(DJができる前の)モンスター用ユーザーマニュアルを見ると、SSと同じく、キャブヒーターに関する記述はありませんでした。(なんと面白いことに、アイドルスピードの調整を説明する図には、フロートチャンバーに接続されたキャブヒーターの配管の一部が描かれています!!)
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名前:よしざわ
:2007/12/07 (金) 17:36 No.1197
一方、TPG支配下時代(=DJ設立以後)の99年式モンスターのユーザーマニュアルを紐解いてみます。
写真の通り、キャブヒーターの機能と使用方法の説明がきちんと載っています。(ちなみに日本語は4カ国語版の一言語となっています。)またキャブヒーターの使い方は4ヶ国語で説明され、一部仕向け地のオプションと明記もされてもいませんので、この年のモンスターには標準装備であったと思われます。
以上より考えられるのは・・・
単に製造メーカーの怠惰(イタリアンジョブ!)でキャブヒーターの説明を追記した版が重ねられることが無かった・・・・
あるいは、ある時期まで(98年?)キャブヒーターは特定の仕向け地限定の装備であり、共通のマニュアルに言及される対象ではないと判断されていた・・・
以上です。
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名前:キャブのSS
:2007/12/07 (金) 20:28 No.1200
- なにぶん、数台の国産車の新車を乗り継いでからのドカデビューだったので、国産品質(?)を当たり前と考えていた身からするとイタリンジョブは・・・。
(⌒o⌒;A 詳しい説明、ありがとうございました。 m(_ _)m
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