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クラッチ初交換です
- [1]
名前:乾式初心者
:2006/03/24 (金) 01:47 No.678
- "はじめまして。書き込みさせていただきます。
私は996モノポストに乗っています。クラッチ(996純正)の磨耗が
すすんできたので交換をしようと思っております。高価なクラッチは特に必要ない
ので、メーカー純正のアウターとプレートの交換で行こうと思っています。
できたらクラッチの音を静かにするのを第一目標にして、同時に放熱効果の
向上によるジャダー発生を緩和できれば最高です。
(現状では、走り初めてノッてきたときにジャダーが出てしまいます。
多分、クラッチの熱が原因だと思っています。クラッチカバーをはずして
走ると発生しづらくなります。)
そこで、材質がアルミでできている999系の純正アウター(No,198.1.029.1A)と
プレート(No,190.2.011.1A)という手がありそうなのですが、もし916系の
エンジンに組まれた方がいらっしゃいましたら、インプレをお聞きしたいのです。
組まれていない方も、予想できる範囲でアドバイスをいただけたらうれしいです。
また鉄製のアウターにサーフレックス(型がS1816等)のアルミのプレートを
組むというのはどうでしょうか?
私、すごい田舎に住んでおりまして、お店等でなかなかアドバイスが
いただけないので書き込みさせていただきました。
前スレッドがあったらすみません。よろしくお願いいたします。
"
- [2]
名前:エアタンク
:2006/03/26 (日) 00:47 No.679
- 92-900SLに乗ってます。
鉄アウター&SURFLEX S1816の組み合わせで1万キロくらい使用し騒音が気になりはじめ、
『静音』『放熱』の両立は出来ないものかと、予算の許す範囲で試行錯誤した経験があります。
アイドリング時にクラッチを何度もニギニギしていると偶然プレートがきれいに並び静かになることがありますよね?
(手でプレッシャープレートを回して具合の良い位置を出してから、エンジンかけるのがてっとりばやいですが。)
目指したのはあの静けさです。
が、私の方法では満足いく結果は出ませんでした。
クラッチの騒音に悩まされている方も多いかと思いますので、
なにかの参考になればと思い、順を追って書きますと。
(クラッチカバーは常にカーボンの半円開放タイプです。)
・プレートと鉄アウターの接触部に出来た打痕(段差)を削り、平らにならす。
アイドリング時の音は変化なし。
クラッチを握ったときの音はいくらか静かになりました。『ガラガラ』が『ジャラジャラ』になった程度ですけど。
・アウターのみST4用のアルミ製に新品交換
アイドリングから多少静かになりました。でもうるさいです。
・SURFLEX S1816、インナードラム、ラバーダンパー、クラッチスプリング 新品交換(上記アウター交換の3日後)
さらに1段階静かになりましたが、期待していた静けさにはまだ遠いです。
クラッチスプリングの多少のヘタリは騒音には関係ないのかもしれません。
ただ、乗り味は良くなりました。ラバーダンパーの効果が大きいと思われます。
・プレッシャープレート(ドゥカティパフォーマンス製)新品交換(さらに3日後)
ノーマルに比べて精度が良さそうだったので期待したのですが、これは効果無しでした。
3万キロ使用したノーマルで十分です。
ここまでやってお金が無くなりました。
もうなにも買えないので無い知恵しぼって考えるだけです。
==つづく===
- [3]
名前:エアタンク
:2006/03/26 (日) 00:47 No.680
- ===つづき==
そして、アウターハウジングとSURFLEX S1816のクリアランスが広いのが原因じゃないかと考え、計ってみました。
クリアランス(ガタ)は新品同士で約0.3mmです。ちょっと広い気がします。
工作機械に恵まれている職場ですので、試しにプレートの歯(12箇所)を1枚だけプレスでつぶして
クリアランス約0.1mmにしたものを装着してみると、完璧に静かになりました。乾式とは思えません。
大喜びしました。
しかし、500kmほどで元の音に戻りました。
- [4]
名前:名無しさん
:2006/03/26 (日) 02:50 No.681
- エアタンクさん、たいへん参考になるレポートでした。
自分は>>1さんではありませんがありがとうございます。
- [5]
名前:乾式初心者
:2006/03/26 (日) 23:49 No.682
- エアタンクさん、>>4さん同様、大変ありがとうございました。
とっても参考になります。
これが通例!という組み合わせは確立されていないという
ことでしょうね・・・。
クラッチの打撃音が農耕用トラックターみたいと良く言われました。
騒音とはいえ湿式にはない味ですから、うまく付き合うことが
重要というこですね。スパッスパッときれる、つながる感じは
抜群です。このあたりは感性と言うか、少し定性的に
なってしまいます。
せっかくなので、エアタンクさんのアドバイスを参考に
996純正以外の部品で検討しようと思います。
投資は必要ですけども、いろいろ試すのは楽しいですよね。
私もアドバイスができるように、たくさん経験を積みたいものです。
交換したら報告したいと思います。
- [6]
名前:KAKKY
:2006/03/31 (金) 00:07 No.687
- はじめまして。乾式初心者さん。KAKKYと言います
自分は、’96の748SPに乗っているのですが、
やはり、プレート交換の際、クラッチ打音対策でいろいろ考えました。
SURFREX アルミプレート+純正アルミバスケットで落ち着きました。
打音対策とコストパフォーマンスのバランスでは結構いけてると思います。
ついでに心なしか、レスポンスが向上した気がしました。
又、カバーも、一時カーボン製OPENタイプをつけてましたが、
アルミタイプ(鉄製プレス品ではない)を、ワッシャー1枚で
粉塵&冷却対策して装着するところに落ち着きました。
感動するぐらい静かなわけではないですが、
うるさーいと言うほどではなくなりましたよ。
ご参考に。
- [7]
名前:乾式初心者
:2006/03/31 (金) 22:35 No.691
- KAKKYさんアドバイスありがとうございます。
実はその組み合わせで試そうと思っていました(笑)
現在、クラッチカバーも純正ですがワッシャですか!試して見たいと
思います。クラッチカバーとケースの間のガスケット(と真鍮の
スペーサ)は付けていないとクリアランスが厳しそうな・・・。
手持ちのマニュアルにはwhere fittedと書いてあることと、はずしても
大丈夫そうなパーツですが、どうもプラプラしてるのは性格的に
駄目なんですよね。・・・干渉するか測ってみますね。
- [8]
名前:YS
:2008/01/16 (水) 18:19 No.1245
- ’95 M900ですが、クラッチとアウターを純正アルミのものに替えました。音は「カチャカチャ・・」という感じになりました。
鉄製の物より静かになりましたよ。
しかし発進時にトルクが薄くなったようで、若干気を使います。
- [9]
名前:よしざわ
:2008/01/20 (日) 14:58 No.1249
- > しかし発進時にトルクが薄くなったようで、若干気を使います。
なんででしょうね?フリクション・プレートの摩擦剤の材質が変わったとかがあるんでしょうかね?
(たいていの場合、クラッチ周りの劣化は徐々に起きるためか劣化した状態に慣れてしまって、クラッチ周りを新しくする機会があると、(新品効果だけではなく、材質や加工精度の向上も併せて)その扱いやすくなることに改めて感心する
ケースが多いようですが。)
- [10]
名前:sachi
:2008/01/22 (火) 11:30 No.1251
- 僕は'97 900SS で最近のアルミのバスケットとプレートに交換しました。
ガタがなくなったので静かにはなりましたが、プレートの
厚みが増した(枚数が増えた?)らしく、ストロークが足りなく
なってしまいました。
クラッチピストンを大径のものに交換してあるのが原因では
ありますが、以前(鉄製)は問題なかったんですよね..。
レバーを最大まで遠ざけて、なんとか使用してます。
- [11]
名前:よしざわ
:2008/01/22 (火) 13:24 No.1252
- > プレートの厚みが増した(枚数が増えた?)らしく、ストロークが足りなく
> なってしまいました。
むむ??そういうことってあるのでしょうか?
各プレートの厚みや枚数が変わったとしても、クラッチを切るのに必要な『プレッシャー・プレートが動く量(幅)』、すなわち、それを押す『プッシュロッドが動く量』は『変わらない』のではないでしょうか?
各プレートの厚みや枚数が増えれば、前述のプッシュロッドの長さが足りなくなる、ということはあるとは思いますが・・・
いえ、絶対の自信を持っての発言ではなく、私の感覚では上のように理解しているということですが・・・
- [12]
名前:よしざわ
:2008/01/22 (火) 14:32 No.1253
- ごめんなさい・・・よく考えたら、やはり変わりますね。
枚数が変わった場合、仮に1枚増えた場合、プレートが滑るために必要な隙間が2面増えるわけで、少なくともその分は以前より広くプレッシャープレートは広がらなくてはならないですね。(レバーの引き量ににどれほどの影響があるかは別問題として、理論的に)
ただ1枚あたりの厚みが変わった場合は、変化なし・・・ですよねえ。
- [13]
名前:よしざわ
:2008/01/22 (火) 20:30 No.1254
- 訂正:『プレートが滑るために必要な隙間が2面増える』ではなくて、隙間は『1面』しか増えないですね。
- [14]
名前:sachi
:2008/01/23 (水) 12:08 No.1259
- なるほど。自分はあまり構造的な分析はしてませんでしたが納得です。
昔から中の良いショップで交換したのですが、交換後に
「そのうちディスクが減ってきたらマシになるよ(笑)」
という楽天的なコメントをもらいました。
クラッチを繋げる(保持する)力が現状では完全ではない
ようで、ニュートラルに入りにくくなってしまって嫌な感じです。
レバー触ったらすぐにクラッチ切れるので過敏な感じですし。
- [15]
名前:電気式
:2008/01/24 (木) 03:50 No.1263
- 純正の鉄のクラッチセットもアルミのクラッチセットも
枚数・厚み共に同じです。
ニュートラルに入りにくいというのは、クラッチが完全に切れていなく引きずっている証拠です。
この場合、クラッチレリーズを大径化しているとのことですが、これが怪しいですね。
PS13マスターでφ30とか31mmとかにするとストロークが若干足りないと重います。
(PSマスターとは、レバーのピボットピンが中空になっている昔のタイプのマスター。それ以降のやつはPSCという。せみラジアルはPRタイプ)
これは、PSとPSCのマスターでピボット〜ピストンの距離が違うことによるレバー比の違いからきます。
PS:約22mm PSC:約25mm
能書きはこれぐらいにして、クラッチが減ればよくなると思いますが、今すぐに何とかするのであればドライビングディスク(内側にぎざぎざのあるスチールプレート)の内の1枚を薄いやつと交換してみてはいかがでしょうか?
SSに使ってるクラッチが純正のだとすれば、湾曲しているドライビングディスク以外は全部2.0mmですから1枚を1.5mmに交換するのです。
一番外側のやつをかえるのであれば、中古でもかまわないと思います。
- [16]
名前:sachi
:2008/01/24 (木) 11:56 No.1264
- やはりクラッチレリーズの大径化が原因でしょうか。
僕がつけてるヤツは非常に径が大きいので、仕方ないかな?
と思っていたのですが、電気屋さんの言うようにプレートの
交換を試してみます。中古プレートなら持ってるので。
>枚数・厚み共に同じです。
そうでしたか。ショップ側では余りに切れ方が変化して
しまったため、厚みか枚数が変わったのでは?という見方を
していました。