mariani_ducati

モトチクリズモより
http://www.motociclismo.it/edisport/moto/motociclismor2.nsf/gd/Allo-studio-un-prototipo-di-bicilindrico-ad-L-su-base-Ducati–senza-desmo-e-con-coppie-coniche-


ジョバンニ・マリアーニ(Giovanni Mariani)とジョセフ・ゲッジイ(Joseph Ghezzi:前にこちら(http://www.italian.sakura.ne.jp/sons_of_biscuits/?p=238)で紹介した1420ccの”ビッグボア”GUZZIエンジンを積む Millepercento BB1を製作した人物)が、新しいベベルエンジンを創り上げた!

 このベベルエンジンもGUZZIエンジン同様の”ビッグボア”コンセプトを基盤とし、エンジンケースは現行モデルのものを流用するものの、クランク、チタン・コンロッド、ピストン、ニカジル・リンダー、シリンダーヘッドを新規に製作している。

 なお、バルブはチタン製(インテイクは 54mm 径!!)でヘッドカバーはカーボン製。

 ボア X ストロークは 106mm x 76mm で排気量は 1341cc。

 エンジンの最大許容回転は10,500rpmだが、8,750rpm で最大出力 165馬力を、6,500rpm で最大トルク 15kgm を発生する。

 見てのとおりの水冷。

 SOHC 2バルブの駆動はベベルギアを使用するものの、デスモは非採用。

 スロットルボディ内径は 64mm!!。

 現在は試作段階にある。


 デスモドロミックではないことがどう評価されるか・・・