■ルート

■参加者のみなさん

●スペシャルゲスト 上野さん(2回目) 400SS
ジツは何を隠そう in 九州開催のきっかけは私がよしざわさんを九州に誘ったことに端を発します。なので第二回には意地でも参加しなければ・・・との思いが少なからずあり多少の無茶を省みず参加することに相成りました。当日は天気も良く絶好の走り日和で良かったです。機会があればまた参加したいです (^_^;;;

10月5日早朝、大分に向かうフェリーの中で目が覚める。
朝食の案内放送で目が覚め、ごそごそと起きだしてレストランに向かう。

そこで窓から表を見ると・・・

「おおっ、いい天気!」

前日、南紀でしこたま雨に降られた私は喜び100倍。

大分に無事着岸したフェリーをどこどこと降りると・・・
いたいた、朝倉さんとストラーダ。手を挙げてお互いを確認。

「また、来ちゃいましたぁ」

しばらくは朝倉さん先導で走る。市街地を抜けとある交差点を曲がり、後は一本道となったところで私が先に立ちます。
そこで・・・前走車に引っかかってとろとろ走ってる時、朝倉さんにパスされます。

「あらら???」

朝倉さん、豪快にアクセル開けてます。ストレートで一気に離されました。ここにも壊れためるへん一人・・・。

そして到着した大観峰。ふらふらと見渡すとBB1を発見。
ととっと見渡せど姿は見えず。

単車を止めて改めて見渡せば、既に朝倉さんが加わった前川さん、塚本さんを始めとした面々を発見。

「おーい!おいらはここだぁ!」

しばし歓談の後高森に向けて出発。箱石峠までは、隊列を組んで走ります。R57から箱石への分岐にあるGSで給油。
そしてフリー走行に移ります。

先頭はいつの間にかいなくなり、最後尾がGSから出てくるのを待って出発したオイラ。この時7000rpm上限という足枷をもったオイラは上りは全然走れません。いつの間にか肥後さんモンスターに煽られまくります。

なんとか峠を越え広い駐車場で休憩・・・今回はイタリアン~の割には国産が多いなぁ・・・ま、細かいことは気にしない、っと。

「しかし、天気良いっす!」

そして昼飯予定の高千穂に向けて走ります。途中、in関東のペースに馴染んでるオイラには、隊列組んで走るのはいまいち退屈で、すき間を見つけると割り込んでポジションを前に進めてます。

危ない!て思った方、ごめんなさいです・・・

そして、蘇陽町からハイペースになるであろうと予想してたコースに入ったら・・・飛ばす飛ばす。

ここの道のイメージは平らなターンパイクと言えば関東の方には解りやすいでしょうか。

うひょぉ~ってアクセル開け続けると、あっと言う間に高千穂に到着。下りの連続ヘアピンにビビリながらもなんとか無事駐車場に到着。

そこで、やっとこさありついた、in関東の鯛丼に対抗してのやまめを使った料理を食します・・・が・・・

味のインプレは避けましょう。

食後の一服の後、出発。しかし残念ながら私はここで離脱しました。

ちょっと残念です。

タイトに組んだスケジュールの為この日は宮崎発のフェリーに乗らなければならなかったのです。

「みなさん、お気を付けてーッ!」

またいくぞーっ!

前川さん(2回目) BIMOTA SuperMONO
そろそろエンジンが・・・・。

塚本さん(初参加) DUCATI 916SP
まだまだ修業中。

稲永さん(初参加) HONDA JADA(DUCATI 400SSの代車)
早く直れ。

肥後さん(初参加) DUCATI M900
まだまだ慣らし中。

山下さん(初参加) BMW RS100・・・塚本さんのご友人
そばがうまかった。

稲員さん(初参加) SUZUKI TL1000S・・・山下さんのご友人
中島君がいたのでよかった?。

中島さん(初参加) SUZUKI GOOSE・・・山下さんのご友人
ビールがうまかった。

上橋さん(初参加) KAWASAKI ZX-11・・・稲永さんのご友人
カワサキですいません。

荒木さん(初参加) YAMAHA V-MAX・・・稲永さんのご友人
みんなすごいっす。

佐藤さん(初参加) SUZUKI GSX-R750・・・肥後さんのご友人
スズキでごめん。

幹事・朝倉(2回目) MOTO GUZZI Strada1000
無事終わって、一安心です。
次回は1100Sportで参加となるでしょう。
そして、in関東へはいつ行こうかと悩んでいる今日この頃。

10月5日、前日にセットした目覚ましが5時半に鳴る。
いよいよ、第2回のin九州の日だ。
前日までは、時折雨が強く降っていたのだが、さて天気のほうはと窓の外に目をやる。
少々曇っていたがツーリングにはまずまずのようだ。
やはり、この一週間よい事をやるように心がけていたのがよかったのだろうか。
実際は、心がけただけで何もやってないのだが・・・・。

今日は、予想を上回る13台の参加者で幹事の私はどんな展開になるのだろうか。
本当は1100スポルトで参加予定でしたが前日の雨で納車を断念。
乗りなれたストラーダ1000で参加となる。
そういえば、上野さんがダイヤモンドフェリーで大分に上陸する予定であった。
遅れないように出発しよう。

チョークレバーを引きスターターを回す。
すると一発で冷えたシリンダーに火が入った。
私:「今日は、いつにもなく調子がいいなぁ」
ストラーダ:「待ちに待ったin九州ですから頑張らなくちゃ」
私:「おおっ、そこまで思っててくれたなんて、1100スポルトで行くなんて言ってごめんね」
ストラーダ:「いや~、そんな事ないですよ、お構いなく」
と、会話したかは定かではない。

家を出てから30分程で西大分港に着く。
ちょうど、フェリーのハッチが開いているところであった。
しばらくすると、見覚えのあるヘルメットと400SSの上野さんが現れた。
二人とも思わず手を上げて、お互いの再会を確認する。
お久しぶりです上野さん。
再会の喜びもつかの間に大観峰を目指すことにする。

上野さん:「時間もないし、そろそろ出発しましょうか」
私:「そうしましょう」
上野さん:「この前の近道知ってます?」
私:「分かりませ~ん」
上野さん:「・・・・・・」
上野さん:「じゃ、まともに行きますか。R210の入り口までは誘導お願します」
私:「了解しました」

尚、近道は前回のin九州で顔見せに駆けつけてくれた安部さん(イタリアンでいこうがきっかけで知り合った方)に先導してもらったのですが、まったく覚えてない。
上野さんごめんなさい。

R210からR442を走り、久住へ向かう道へ入ったところで、のろまな私を上野さんがパスしていく。
やはり、in関東でもまれた上野さん、私のスローペースに我慢が出来なかったようだ。
しばらく、走っていると前に大分ナンバーのZZR1100が走っている。
コーナーの立ち上がりは速いのだが、ストレートエンドからコーナーになると極端に遅い。
上野さんが我慢しきれずパスをするが、私は車に邪魔されパスができない。
しばらく、じれったいままに走っていると上野さんが車につかまり、ZZR1100と私が追いつく。
そして、なが~いストレートで一気にZZR1100は上野さんと車をパスしていくのであります。
それを、見ていた私は今までのストレスを晴らそうと一気にダッシュ。
ミラー越しに私の姿がみえたのでしょうか、ZZR1100は急にペースダウンする。
「おいおい、どうした事なの」
コーナーに差し掛かるとZZR1100は、例の如く超ペースダウン。
しかし、私と上野さんのプレッシャーに負けた?のか自ら道を譲ってくれたのだった。
「何だったんだろう、あいつは・・・・」

やまなみハイウェイからミルクロードに入って大観峰が見渡せるところで、上野さんが急にバイクを止めた。
大観峰を目の間にトラブル発生かと思いきや、「まだ時間もあるし、記念撮影でもしましょう」とのこと。
びっくりしましたよ、上野さん。

愛車ストラーダと大観峰をバックに撮影

数枚の写真を撮ったあと、上野さんが悲鳴をあげた。
「うわ~っ、こんなので良く走ってきたなぁ」
見ると、荷物を縛るベルトがリアのブレーキ部に絡みついているではないですか。
やはり、ここで止まったのもトラブルを予期させたためだろうか。
しかし、リアがロックしていたら大変なことになってたでしょうね。
何もなくて良かった、良かった。
詳しくは上野さんのレポートを参照ください。

大観峰に着くと、第1回でご一緒して頂いた前川さんが手を振って私たちを迎えてくれる。

私:「あれ、他の方は来ています?」
前川さん:「塚本さんが来てますよ」

みると、以前ショップで見かけた916が置いてあります。

私:「おお、塚本さんはじめまして、私が朝倉です」
それにしても916はいつ見てもカッコイイ。
そこで、塚本さんにお願して916に跨ってみる。
昨日、試乗した1100Sportが余りにも前傾姿勢なので916がどんなものか気になっていたのだ。
やはり、1100Sportの方が辛いようだ。
916はシートとハンドルの距離が短いのか1100Sportより楽に思えた。
そんな事をしていると工藤さんが現れる。
工藤さんは、近道を教えてくれた安部さんの知り合いで前回のOne&Twoフェスティバル(オートポリス)でお会いした方だ。
残念なことに、午後から仕事とのことで顔見せだけだとのこと。
しかも、愛車のYB8はスターターの不調で急遽’97XR400Rで来てくれたのです。
一緒に走れなくて残念だ。
XR400Rってパワーが有りそうですね。
最近、アメリカのスーパークロスやモトクロスでは4スト車が活躍しているそうですが、時代も変わったんだなと思う私であった。
こう見えても私、その昔にモトクロスの真似事をやってたんですよ。
(スーパークロスが日本にやってきた頃です。懐かし~い)

あと、肥後さんと稲永さんがいらっしゃってないようだ。
肥後さんはM900たったなぁ。あたりを見渡すがまだ来ていないようだ。
問題は稲永さんだ。
目印の400SSはショップへドック入りして代車で来るとのことだが何で来てくれるのだろうか。
お連れはZX-11とV-MAXだと聞いていたのでこれを探すしかない。
途中、塚本さんの916をじろじろ見ている方がいらっしゃったので、もしかするとと思い尋ねてみるが単なる見物人だったようだ。(やっぱり916は目立つなぁ)
あっ、そう言えば私は幹事だったのだ。昼飯の予約をしなければ。
公衆電話から昼飯の予約を入れるが、難なく予約OK。(むむ、ちょっと怪しいぞ)
まず幹事としての仕事がひとつ終わり一安心だ。

大観峰ドライブインに入ってくるバイクをチェックしていた前川さんがM900を発見。
お連れのGSX-Rの佐藤さんとご一緒のところに私が挨拶に行く。
やっぱし、肥後さんだった。会えてよかった。
すると、そこへ稲永さんとお連れの上橋さん、荒木さんが「イタリアンの方ですよね」と近づいてくる。
お連れのZX-11の上橋さんが「友人Aです」と自己紹介していただいた。
そういえば、お連れの方は名前が不明な為、友人Aさん、Bさんと紹介していたのだった。
これで、全員が揃った。
全部で13台だが、顔見せだけの工藤さんは途中で帰ってしまうので12台の参加となった。
前日用意したルートマップを全員に手渡し、これで準備OK。
では、出発。
今日も前川さんの先導です。(やっぱし、先導は前川さんが一番)

一の宮のR57とR265が交わる交差点でガソリン給油し、そこから高森の温泉とうどん屋さんがある駐車場までフリー走行。
私は一番最後を走っていたのですが、既に先頭の方は遥か彼方に見えない。
私の前はGSX-Rの佐藤さんとM900の肥後さんだ。
途中、肥後さんが箱石峠あたりでぐいぐいと離していき、私は佐藤さんの後ろ姿を見ながらの走行です。
それにしても、ペースが速いのなぁ・・・。
心の中で「佐藤さん、置いてかないで」と祈っている私であった。
集合場所に集まると、皆さん既に休憩中。
遅くなってごめんなさい。

集合場所での休憩タイム

今日は、天気もいいし阿蘇も我々を歓迎してくれているようだ。
幹事の私は、HP用の写真をと思い個人毎にバイクとの2ショットを撮らせてもらう。
「みなさん、いい顔して、はい、チーズ」
そこで、しばしのバイク談議を交わし素敵な時間が流れていく。
今日知り合った人が殆どなのに、バイクという共通語でコミュニケーションがとれるとは、なんてすばらしいことなんだ。
そして、MLだけでしかお付き合いのなかった方と接していると益々親しみが湧いくる。
このとき、イタリアンでいこうに参加していて良かったと思う私であった。

あとは最終目的地の高千穂峡谷を目指すだけだ。
ここからは、交通量も多いし街中を走行するので前川さんを先頭に隊列走行となる。
しか~し、このまま大人しく終わる面々ではなかったのです。
隊列走行だから、車の後ろをゆっくりと走るのかと思いきや12台が一気に車をパスしていく。
一番後ろに居た私は、その有様を見ながら「スゲー、車のドライバーはびっくりしているだろうな」なんて思っていたのです。
後で、聞いたのですが「みんなスゲーなぁ、隊列走行だから揃ってゆっくり走るかと思ってたけど、みんな抜いていくんだもの」と誰かがコメントしてたのが印象的であった。
高千穂までは工事中の片道走行区間があったのですが、私たちの前に居た観光バスは赤信号を無視して突っ込んでい。
それを見ていた我々はこれ幸いと一緒に信号無視。
あれだけあった工事区間なのに信号待ちは殆ど無かった。
「バスの運転手もスゲーなぁ」

高千穂峡谷の駐車場にバイクを停め、お目当ての茶屋へ歩いて向かう。
駐車場から茶屋までは、峡谷の中を10分ほど歩いていく距離でちょっとした運動になるが、皆さんはお疲れ気味。
まぁ、高千穂峡谷を観光したと思ってください。(実は私も息が上がってました)

さて、いよいよお食事タイム。
観光雑誌では「ヤマメ丼」がお勧めと書いてあったので、関東の「鯛丼」に対抗しようとして決めたのがここだ。
みると、お昼時にお客は居ない。
前回、下見をしたとき「予約は当日の朝でいいですよ」と言っていたのはこんな訳かと気が付く。
でも、勝負は味。これさえよければ文句無し。
しか~し、味の方は・・・・・。
これ以上のコメントは控えさせて頂きます。(このページを茶屋の人は見ませんように)
では、お食事中の姿をご覧下さい。

これが名物のヤマメ丼(ちょっと、私が食べた後のもの)
味は、ヤマメのひらきに鰻丼のたれをかけたもの
1,300円也
(10月~3月の期間限定)

高千穂丼
高千穂牛を上にのせた牛丼
味わった方、コメント願います
800円也

豆腐田楽
大きさは結構ありました
味もまずまずでしょう
600円也

茶屋の看板娘と記念撮影・その1

茶屋の看板娘と記念撮影・その2

お食事を待つまでの時間(あ~、腹減った)
奥の方にはビールが・・・・

左から、荒木さん、稲永さん、上橋さん

左から、佐藤さん、肥後さん

前川さんのアップ、後ろには塚本さん

なんとか無事食事が終わり、天気がいいので外で休憩する事にした。
そこで前川さんからの提案で、自己紹介を行うことなったのです。
おもしろおかしく自己紹介がされていく。
バイクで走るだけではなく、その方々と触れ合う事で充実した時が流れていく。
ツーリングを企画してよかったと思う一瞬であった。

食後の休憩

そろそろ、午後2時、上野さんとのお別れの時間だ。
これから上野さんは、宮崎まで走り川崎行きのフェリーに乗るのだ。
もう少し、ゆっくりできればよかったのですが第3回は日向発のフェリーが出る日にしょう。
高千穂で上野さんと別れた我々は、朝集合した場所に集まり、そこで解散することにした。
解散場所に集合した我々は、お別れ前の時間をバイク談議で過ごすのです。
私は、またまたTL1000Sの稲員さんにお願して跨ってみる。
やっぱり、1100Sportよりも楽なポジションのようだ。
肥後さんのモンスターにも跨ってみるが、足つきもよくストラーダより楽に乗れそうだ。
メーターに目をやると2000Kmちょっとしか走っていない。
まだ、慣らし中だったのね肥後さん。

さて、そろそろお別れの時間。
疲れている方、まだ元気な方と様々でしたが皆様、楽しまれたでしょうか。
ペースも日頃のツーリングよりもハイペースだったとおっしゃる方が殆どでしたが、たまにはこんなツーリングもいいのでは?。
また第3回のin九州で再会できることを祈りながらお別れとなったのです。

その後私は、その足で久留米まで走り1100スポルトを乗って帰ったのであった。
ストラーダ君はそのまま整備でドック入り。
ゆっくりと、養生してください。