1st aniversary Take the Italians for Kyushu !
水の巻:関東→関西
水、水、水の中をしゅっぱ~つ!
<吉澤の場合>吉澤 智志@db2 ■自宅(川崎) →(東名高速)→ 大阪(吹田PA) 7/17木曜日、なんとか積もり積もった仕事にカタをつけ、家路につく。 小雨降りしきる中、川崎ICより東名高速に乗る。路面は当然ウエットでスピードを それにしても夜の東名はなんてトレーラーの数なんだ。追い越し車線だろうと走行車線だろうとぎっしりトレーラーで埋まっている。その上、コイツら眠気覚ましにローテーション組んで抜きつぬかれつやっていやがる。スゲー迷惑。こんなトラックが延々と大阪まで続いていた・・・・ 雨そしてトレーラー軍団・・・悪いことは続くものです。道中、なんとdb2のバックミラーのステーが、走行中にバッキリ折れるというアクシデントが発生しました。(微振動による金属疲労だろうか?しかし、それにしてもステーはクロモリですぞ。なんで折れるかな~) |
<上野の場合>上野 伸@400SS ■東京・有明 →(フェリー)→ 南紀勝浦 東京有明FTにて夕刻乗り込むフェリーは南紀勝浦経由高知行きの「さんふらわあ」。既に何度となく利用しているいつものフェリー・・・じゃない!新造船だ! どこかのラジオ番組主催のパーティも終わり、夜も更ける。さて明日もフェリー泊りだから入れないかも知れないから、と風呂に入り、汗を流してから床に就いたのだった。 |
土の巻:関西→九州
土がつく、といえば・・・そう、転倒です。
今尾 祐一郎@tesi1d
辻井 久一@SB6
And …. Special Guest おいちゃんこと久保田 力@tesi1d!
今尾さんのテージ。しっかりコケてます・・・
吉澤のdb2。六甲でコケて鍛造アルミのペダルがポッキリと・・・
六甲アイランドの夕暮れ
同六甲アイランド。別れのとき
フェリーにて。上野さんのモバイルギアで、イタリアンでいこうMLにツーリングレポートを送る。モバイルのこういう使い方っていいね。
<今尾の場合>前日の午後若干天気が崩れ気味だったけど金曜の朝起きてみると快晴! 9時30分には吹田SAに到着しDB2を発見。 SAでちょこっと雑談した時に 「今年オイラの参加したツーリングの転倒率は100%なので注意して下さい。絶対、絶対こけないで下さい」 と、お願いしておく。(伏線1) とりあえず、ミラーのステーを溶接しに DB2のミラーステーを、お隣のタイヨウモータースのおっちゃんに溶接してもらい、カンスプレーで一応の塗装もして完了。 で、ついでに DB2のチェーンアジャストのエキセントリックは下向きがデフォルトって事でエキセンをクリっと回してお尻の上がったカックいいDB2が出来上がり! ここで、お昼ご飯時になったのでバイク屋の兄ちゃん(久米ちゃん)にここらで、おいしいものを聞いたら「うどん屋」って事で上野さんが走ってるさなかオイラたちは飯食ってました。 飯食った後は六甲行きましょうと、R170->R1->阪神高速守口->神戸線を乗り継いで芦有(六甲の有料道路)へ。 実はおいらは大阪に住んでいながら六甲へは全然走りに行った事が無いので初めて走る道で、しかもタイトな上に180度ターンばっかり。 DB2を先頭に走り出してちょっと間して、何やら右足の足が異様に熱い! 確かに砂が浮いててダスティーな所だけど、あんなに滑るはず無いのに????(伏線3) 「ま、いっか?(ーー;)」 と、先に行っている吉澤さんを追っかける。 ちょっと走ると右のコーナーでバイクを停めて待っていてくれてるではあーりませんか。 と、おもたらコケてはったんですわ・・・・(T_T) |
<吉澤の場合>■吹田PA → 大阪近郊 → 六甲 午前6時過ぎ吹田SA着。 適当なベンチを見つけ早速寝込む。徹夜で500km走ってきた。あー疲れた。zzz・・・ 10時過ぎ今尾さんと合流。お初にお目にかかります。 開口一番、私『どこか溶接のできるとこ知ってませんか?』 そして、昼。昼飯はうどんだ。これまたさすが大阪! 腹ごしらえも出来たことだし、さっそく六甲へ向かう。 きれいに転んだおかげでダメージも少なく、各部の傷・削れ、ブレーキペダル切損(これはイタイ!)、およびウインカーバルブ切れという軽傷で済んだ・・・ 六甲アイランドでは上野さんは先に着いて待っていた。早速、三人でバイク談議に花が咲く。ここにはあと二人やってくることになっている。SB6の辻井さんとTESIのおっちゃんこと久保田さんだ。 五人揃ったところで、関西最後の晩餐、お好み焼きを食す。これまたバイク談議に花が咲く。 食事が終わる頃には、我々はフェリーで大分に向かわなければならない時間がきてしまった。関西勢とアツい分かれを交わし、船に乗り込むのであった・・・ 次の目的地は大分。in 九州の道程はまだ始まったばかり・・・ |
<上野の場合>■in 九州前哨戦・紀州路ツーリング 朝8時過ぎにフェリーは南紀勝浦に着岸。船を下り見上げた空は何故かどんより曇ってる。夕べの天気予報は快晴って言ってたぞ!ぶつぶつ・・・ 田辺からは海岸を離れ、山に入り高野龍神スカイラインに向かう。 山を下りると、あとは神戸に行くだけ。とにかく高速に乗って・・・ 日も傾きはじめた午後4時。六甲アイランドに到着。 本番の九州はこれからなのに、もう心は満足。充足感で一杯です。 |
火の巻:九州→関東
火の国・九州に上陸!
前川 孝裕@bb1
朝倉 康幸@strada1000
朝倉さんの愛車で、超レアモデルであるモトグッチStrada1000をここで紹介します。このモデルって、グッチ・ファンを自任する人でも実物を見たことはない人が多いのではないでしょうか。
一見、CB750ナイトホークに見える?(朝倉さんゴメン!)
クラシカルのようで、よーく見るとそうではないボディラインをもつ。
同時期の日本製MCのデザインを強く意識しているように思われる。
イタリアンらしからぬアップハンドル。
しかしグリップはイタリアンモデルらしくスポンジ。
ほとんどの人はリアビューを見ても何のバイクだか分からないはず。
ウインカーまわりなどのデザインがやや未消化に見える。う~ん、俺ならあそこを、ああするな・・・
メーターまわり
大き目のコンソールがグッチらしい。
Max240km/のスピードと10,000rpm(8,000rpmでレッド)のタコ。(この辺はメーターチューンですね、ハハ・・・)
当然、エンジンは特徴あるグッチの縦置きVツイン。
同時期のスポーツモデルに比べ、小径キャブ、ロープロファイル・カムなどで、ツアラーよりのチューンに仕立て直している。
この無限の可能性を感じさせるVツインが、グッチのなによりの魅力。
これもグッチの定番。ラフランコーニのマフラー。
静かです。丸コンチあたりが似合いそうなんだけどな~・・
<朝倉の場合>■7月19日(土)いつもより、早起きをした私は窓の外の空を見上げる。 9:30頃、西大分港に着くが、まだ誰もいないようだ。 そこからは、前川さんの誘導で吉澤さんをぐいぐいと引っ張っていく。私にとっては随分と速いペースだ。 宿に着いた私たちは、支配人と思われる人とバイクの話しをしながら、奥へバイクを止めれば安全とのことで奥へと移動したその時です。 (Reported by 吉澤) 1日中走った後、帰着した宿にてファイナルギアドライブケースのドレインボルトが脱落してしまっていたことを発見! 当然、ギアオイルは完全に抜けきってしまっていた。 2人乗りできる上野さんの400SSを借りて、近場の自動車修理工場まで部品調達に行く。 なんとか適当なボルト、ワッシャ、ミッションオイルを手に入れることができ思わずガッツポーズ! 状態チェックしています。 ピッチが細目で標準的なネジではなかったため、完全に同じ長さのものを手に入れられず、ワッシャを噛まして長さを調節している。 新たにミッションオイルを入れているところ。 ケースサイドに切られたネジ穴からオイルが漏れてくるところまでが適量とのこと。 翌日、これで再びStrada1000を一日走らせたのですが、特に問題はなかったようです。運が良かったのか、グッチがタフなのか、デフギアはこんなものなのか・・・ ■7月20日(日)朝6時、昨日の酔いを抜くために朝風呂へ向かう。 その途中、FZRとZX9Rの2台連れを追い抜いたときFZRが吉澤さんの後を追いかけていくではないですか。 4人揃ったところで、次の目的地の俵山へ向かう。 俵山を後にし、阿蘇の麓で昼食をとる。 いよいよ、阿蘇山頂上を目指し登山道を駆け上る。 吉澤さんの感想 |
<吉澤の場合>みなさん、九州上陸編はしっかり書かれているので、私は写真でごまかしてしまおう・・・ 阿蘇登山の最中の一枚です。 これも阿蘇登山の最中の一枚ですね。 草千里(確か)をバックに。ツナギが保護色になってます。 これは帰りのフェリーに乗る日向に向かう道中です。 九州はちょっとした田舎道でもとにかく広くて空いているよねー。ありがたやー。 |
<上野の場合>あ、熱っ~ッ! 九州に降り立ったときの正直な感想だ。判ってはいたが実際に来るのと、想像するのとでは明らかに違う。さっきまでフェリーの中で効きすぎのエアコンに震えていたのが、まるで冗談のよう。 しかし、「イタリアンで行こうin九州」は始まったばかり。 フェリーを降り、九州の「イタリアンな」方と合流。in 九州の立役者?の朝倉GUZZI氏と前川SuperMono氏だ。 出発するも暫くはあまりの熱さに閉口する。しかし、久住高原に近づき、風が涼しくなってくると気分が良くなってくる。 んー、いいペース。 久重の山が目前に迫ってくる頃には、「わぁぁぁあ!」最っ高ぉ!!!と、ソロだったら止まって写真撮ってただろう クルマに引っかかったおかげで追いついた前走のよしざわ氏もしきりに「どかーん」とした眺めに向かって指を差す。 日本でこんな景色が見れるのはここしかないでしょう! 久住で昼食と休憩を終えた後、荷物を置くため宿に向かう。私はよしざわさんの着替えも引き受けていたため、いつもに増して重装備。ぱんぱんのリアバッグに圧迫されて、ツラいホジションを強要され続けていたのでした。 牧戸峠の路肩にあるスペース。in関東の写真撮影場所にそっくりな場所(ちょっと狭いが)で写真撮影。 本来ならバックは阿蘇五岳なのだが、いまいち霞んで見えないのが残念。次々と訪れる観光車に邪魔?されながら撮影を終了。 続いて走るのはミルクロード。そしてまもなく大観望に到着。ここは阿蘇で単車乗りの集まる場所。360°の展望も開けていて位置的にも良い場所です。 RCのグライダーを飛ばしてる「おっちゃん」や夜を待つカップル?を観察(鑑賞)しながら「イタリアンな」面々は時を過ごします。 日も傾き、前川氏の帰る時間になる。明日ここで待ち合わせることを確認し、別れるとGUZZI、BIMOTA、DUCATIの三台は飯田高原の宿に向かって走り始めた。 宿に着いてよしざわ氏の一言。 「GUZZIのリアタイヤ、妙に濡れてるよね」 ・・・見れば・・・一同唖然。デフのドレンプラグがない!!!! 明けて二日目 意外に前日の酒は残ってない。四分六の焼酎はカラダにやさしいようだ!?朝倉さん、おいしい焼酎ありがとうございました。 さて、と、前川さんとの待ち合わせ場所、大観望に向かって走り出す。よしざわさんは相変わらずのペースですっ飛んで行く。 途中、ミルクロードに入ったところでかわしたZX9RとFZRの二人連れ。FZRの方が猛然とDB2を追いかけ始めます。 大観望に到着すると、よしざわさんがいない。心配していたのだが、やっぱり行き過ぎたようである。しばらく後、探しに行った前川さんといっしょに戻ってきました。 まずは、ミルクロードを西に向かい外輪山を一旦熊本側に降り、そして俵山峠に向かう。 食事の後、いよいよ阿蘇登山道に向かう。吉田線はクルマも少なく走りやすい、と思っていたのだが・・・路面がいまいち荒れててコーナーもぐるぅ~っと廻り込んでいてち そのまま火口まで走ります。この日はアブないガスも出てなく快適?に火口見物できました。そして今度は草千里に降ります。 ここで、の~んびり、お昼寝タイム。どこか疲れた感じのするカラダにはちょうどいい。ずっとこのままでいたい気分。 大観望の手前で、まず前川さんと別れます。 「お疲れさまでしたー」 そして残る三人は朝来たルートではなく小国経由で宿に戻ることに。この時間の私、かなり疲れて元気がなかった。相変わらずかっ飛んで行くよしざわさんを見送って、のんびりペースで、のた~と走る。 宿に着くと、いよいよ朝倉さんともお別れ。たった二日のお付き合いなのに妙に名残惜しい・・・。 「今度はin関東でお会いしましょう」(朝倉さん苦笑) お付き合い頂き、有り難うございました。 三日目 この日は日向まで走ればいいだけ。真っ直ぐ行けばあっという間。時間はたっぷりあります。 まず、登山道で走り残した坊中線を走ります。で、そのまま吉田線で下り高森峠を越え高千穂に向かう。天岩戸神社に寄り道の後、延岡に向かって走る。 途中青雲橋で昼飯を食い、ついでに時間を調節。でもまだまだ早い。で、六峰街道に向かうことにした。 港に着くと、途中で買い込んだビールを飲んで落ち着きます。 どかどかと乗り込み、畳敷の雑魚寝部屋に落ち着くと気分は一気にヒマつぶしモードに突入。ダイヤモンドフェリーでの単車の固定方法に疑問を持ったよしざわさん。 ここまでくれば私にすれば気楽なもの。勝手知ったるなんとやら、です。落ち着いてテレビを見られる場所でビール飲んでると・・・いつの間にやら眠りこけてました。 お・わ・り ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 以下、全体を通してのデータです。 7月17日 7月18日 7月19日 7月20日 ~阿蘇山頂~赤水~ミルクロード~小国~飯田高原 7月21日 7月22日
総走行距離 1062km(メーター読み) |
ついに九州上陸!
関東一行が、大分より九州上陸を果たした直後。
左から、お迎え&見送りに来ていただいた阿部さん、参加者の前川さん、朝倉さん、そして吉澤。上野さんは撮影のため当然フレーム外。
ゆきてゆきて九州・・・
阿蘇山火口にて
土地柄、韓国、台湾からの観光客が多かったですね。私はクソ暑い中、ツナギを着込んでいたので、おそらくそういった(変)人に余り接する機会のない彼らの、熱い視線を感じてました。(日本人でも、そうそう真夏にツナギを着て観光地を歩いている人間会うこともないか・・・)
雄大な九州の川です。道と雄大な景色。ツーリングにこれ以上に何が必要だろうか・・・
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六峰街道を汗だくになって激走した二人。クールダウン中。
帰ってきました in 川崎港
無事、戻りました。4泊5日の道程もこれで終わりです。
さて、次の九州上陸を計画しなくては・・・・