(1)東京~保土ヶ谷PA(第3京浜)
第1集合場所。在原さん、内山さん、不肖・吉澤がここで集う。
(2)~国府津PA(横浜新道・国1・新湘南バイパス・西湘バイパス)
第2集合場所。林さんが合流。藤森さんが見送りに。
(3)~大観山・山頂(箱根ターンパイク)
ターンパイク入り口で上野さんと合流。ターンパイクは言わずと知れた高速コーナーで構成された高速コース
(4)~亀石峠(伊豆スカイライン)
伊豆スカイラインは関東のドカの聖地。適度なコーナーとアップダウンに恵まれたマウンテンコース。
(5)~土肥(136号)
亀石から伊豆スカイラインをおり、修善寺を抜け、136号に入る。136号はタイトなコーナーが続く旧道。400ccはここで頑張っていただきたい。
(6)~伊豆長岡、三島(海沿いの道・伊豆中央道)
よくある海沿いの道。適度なコーナーが愉快。戸田で昼食をとる。
(7)~小田原(国道1号・箱根新道)
ここのR1は一般道にもかかわらず、高速コーナーが続くスリリングな道。下りはトラックが多いので、コーナーでの飛び出しは命取り。新道出口で解散する。
参加者のみなさん
在原孝太郎@916
吉澤さん、本日は風邪気味、いや完全に風邪を引いて熱まであるのに、主宰者としての責任から遅れ馳せながらも保土ヶ谷PAに現れるとは見上げた根性です。お若いながらも敬服いたします。保土ヶ谷で、僕(916)と吉澤さん(db2)と内山さん(db1)の3人。良い音してたなぁー内山さんのdb1。テールツーノーズで走ってると、メット被ってても排圧を感じましたよ。国府津PAで林さん(M400)と上野さん(400SS)と見送りの藤森さん。
まずは、ターンパイクで大観山に登ってから伊豆スカの亀石まで。BBSに「WGPイン箱根」と書いたのがまんざら嘘ではなく、ターンパイクの料金所を出て気持ち良く流していると、あの左コーナーの赤い橋手前で、ミラーにグリーンの内山db1が見る見る迫って来るではあーりませんか。すかさず916を3速から2速に落として1万まで引っ張り、3速にアップしながら次の2車線の右高速コーナーの追い越し車線側をフルバンクさせながらミラーを見ると、さっきまで小さな点だったのが、ミラーの半分を占める大きさまで迫っていました。そこから大観山の頂上まで、2台のイタリアンLツインの咆哮が続いたのは言うまでもありません。(上に着いてリアタイヤを見ればエッジまでフルにバンクさせていました) しかし、「WGPイン箱根」はここで終わった訳ではありません。伊豆スカに入って、亀石までの料金250円を払ったのを合図に全車スタート。今日はクルマが少なく道が空いているぞーい。フライング気味でスタートした916は、小さい右を回り長ーいストレートの終わりでは160KM程に達し、次の左ヘアピンに突っ込むためフルブレーキング!対向車を気にしながらセンターラインぎりぎりに立ち上がりミラーを見ると、期待通り内山DB1が同じラインを立ち上がってくるのが見えました。こうなると、もう止まりません。亀石PAまで僕の916は、6千回転から1万回転をタコメーターの針が忙しく振り続け、時にはブレーキングでフロントタイヤが悲鳴を上げ、時には荒れた路面でテールスライドしながら伊豆の山中にテルミニョーニサウンドを撒き散らしていました。 亀石PAには、僕と内山DB1が12フイニッシュで到着。少し遅れて吉澤DB2が到着(風邪なのにエライ!)又少し遅れて林M400、上野400SSが到着し、ここで一服。伊豆スカをここで降りて土肥に向かい、内山さんの知ってる美味しいお店で本日のランチ。このお店のイカしゃぶ(僕は聞くのも食べるのも始めて)の美味しい事ったらないの。それに、タイどんぶり!これがまた、こん畜生ってくらい旨い。近ければ毎日ランチに来たいくらい。食後の休憩後、一路東京へ。林さんと上野さんとは小田原で別れ、僕と内山さんと、おーい吉澤さぁーん何処行ったんだよぉー。海老名で暫く待ってたんだぞぉー。 本日、スモール版「イタリアンで行こうin関東」が無事に終了いたしました。本当に楽しい仲間ばかりでした。次回は大勢の参加を楽しみにしております。参加した皆さんお疲れ様でした。 在原さんの916 タイアはブリジストンを選ぶあたりに往年の走り屋の面影が・・・(違うか) |
林@M400
20日は皆様お疲れさまです。それでは、ツーリング列の後ろから見た(^^;)ツーリング日記です。
木曜起きてみると天気は良さそうなんで、出発!! 「誰か来ないかな~」と待ちながら休憩。しかし、だ~れも来ないので出発!! 藤森氏@F3がm400のフロントフォークの動きに感心してましたが、それを気が付くほうに感心(^^;)でも、m400のサスって両方ともストロークが短いから、ギャップなどで、すぐに底付きしてるような気がする… その藤森氏@F3も西湘出口でさいなら~と帰ってしまって、ターンパイク料金所にて内山氏@db1がまとめて支払。 db1/2はここで仲良く給油。そこで出でたる上野氏@400SS 「そう言えば、た~んぱいくから亀石って高速コーナーが多いんだよなぁ、100Km以上出すの大変だしなぁ、」とか思いながら最後尾を着いていく… 途中で待っていた上野氏@400SS、吉澤氏@db1も走り出し、殿を着いていく。 「なぜ、そこでブレーキングする?」という走りを見せた(^^;) やっと追いついたぁと思ってもやはり、値段の差(^O^) なかなか、厳しい走りをしていたため、ぼ~とパーキングの駐車場に入って行くと車止めに乗り上げてドキッ!!こけなくてよかった、よかった。 その後、一般道をテレテレと流しながら、西伊豆スカイラインへ…と思ったら結構狭い道へ入って行く、う~ん、こういうの好きだなぁ、とか思いながら殿をやめて、吉澤氏@db2の後ろへ移動(^^;) さすがに速度が出ないところでは差も開かないで何とかなりました。(^^;) ちなみに、上野氏@400ssは本人が言うほど差は開いていませんよ。 合流後は一般道なのでまた、てれてれと殿を走る。だんだん、おなかが空いてくるし、さっきの山道でがんばりすぎた反動で(^^;)その後は終了までテレテレ走りで終始しました。(^^;) 実はM400では自分のラインが取れてないので、前走者のラインを走ってしまう。 Zは十分な減速後コーナーに入って行くため立ち上がりの速度が十分乗っている。 別に、どちらも、各々遅いわけではないのだが、安全マージンが安心感となって現れる。 そのZも後ろを走られるのが嫌なのか先行け合図を出したのでこちらは気持ちよく先に行かせていただきました。 そこからしばし、走ると待ちに待った鯛丼!!!! 食後の走りは、あまり記憶にない。(^^;) 在原氏@916は名前すら出てこなかったな(_o_) 在原氏@916といえば、あのバイクの黄色はきれいだったな、BUELLのレモンイエローに近い黄色です。M400の黄色がくすんで見える(;_;) ps.ツーリングマップル買えましたよ~ > 上野氏 |
上野伸@400ss
3月20日、AM5:30
意外にも目覚しが鳴り響くより先に目が覚める。 おお、いい天気ではないか。 しかし、ちょっと寒そう。伊豆の山ン中走る事だし着てくものは?としばし思案。 さーて、あとはエンジンかかるかどうかだ。 最近、ちと調子が悪い。気持ちを込めてセルを回す。 よかったよかった。 そこでルートを確認。えーと、集合場所は国府津PAだっけ?と地図を見る。 四つ木から首都高に乗り、堀切JCTで6号線へ入る。で、すぐに渋滞にハマる。 えーい、くそ。環状線でも渋滞してやがる。 やっと渋滞も抜け快調に走りだしたのは3号線に入ってから。あー、もう疲れちまったよ・・・ったく。 単車の博覧会を様相を呈している海老名SAでガス補給。銘柄はESSO。 予定通り、大磯で降りて西湘バイパスに入る。そこで、「あり?」である。 あーあ、どーすんだよ。一人でぶつぶつ文句をたれる。 引き返したら時間に間に合いそうもない。しょーがない、ターンパイクの入り口で待ち構えることにした。 んー、なかなか来ないな。まさか別ルート?いやいや、来るのは間違いなかろう。 目の前をdb1、916、db2、モンスターが過ぎてゆく。この一団だ。 慌てて、身を固め料金所へ向かう。ここでワタシの強運が発動した模様。料金所脇で皆さん止まっている。 おお、ラッキー。 そこで、すりすりと寄ってゆくワタシ。爆音にはばまれろくに挨拶ができない。 と、その時、db2が脇に寄って来てホーンを鳴らす。何事か?と思えばサイドスタンドを上げ忘れていた模様。 あちゃー、またやってもうた。よくやるんだ、これ。 よしざわさん、アシ出しっぱなしの後ろ姿にさぞかし焦られたことでしょう。 ターンパイクでは、400SSのパワーが勾配に負けてます。全開かましても途中でタレるから適当に走る。馬力ないから途中でクルマを追い越すのも面倒。 しかし、M400の林さんは行っちゃった。あらら、一人ぼっちになっちゃった。 ま、いっか。 無理してコケたらシャレにならんし。いつものペースで行こっと。 大観山には大きく遅れて到着。何処かいなーと探す。いたいた、たった4台だけどなんとも見つかり易い集団だ。 そこで、しばし歓談。今日のルートをここで聞く。ふむふむ?伊豆スカに直行して、亀石で降りて、土肥から戸田に向かう? そこから伊豆スカに向かって走る。んー、やっぱりブレーキがバカ。ちょっとでもペースを上げるとダメだ。 ターンパイク十国線に入り、のんびり行きましょ・・・って、何故か林さんが先に行けと合図する。えーん、後ろに付かないでよ、のんびり行きたいんだからぁ・・・。 さぁ、伊豆スカイラインだ。え!?林さんは先に行けと合図する。またぁ。オイ 付いてってみようかな?と色気を出してみるが、やっぱりダメ。一、二度ブレーキの「すか」が来る。まぁ出してる速度に対してコーナーのRはそんなにキツくないから「あらら、またか」で済む。 のんびり行こう。それが性にあってる。 亀石峠で一般道に降りる。むむー、皆さん行く行く。ばんばん追い越してくのね。 あー、疲れる。 普段はこんなことしないから。オマワリさんが恐いもん。だって何処で見てるかわからないんだもん。一度見つかると「ゴメンなさい」って謝っても、許してくれないからなぁ。免許証は大事だし。 その先、船原の旧道では引きずられてうっかりオーバーペース。何度か喉から心臓が飛び出そうになる。 「どわぁ~」、「ぎゃあ~」、「どしぇ~」、伊豆の山々に声にならない悲鳴がこだまする。 「頼むから止まってくれぇ~」 もともとのペースが遅いのも手伝ってなんとかガードレールのお友達にならないで済んだ。 はぁ・・・はぁ・・・。気・気を・付け・なければ・命がもたん・・・。 旧道から無事抜け出た時の感想である。 土肥では、何故か皆さん道端に止まっていた。へ?ああ、ガス補給ね。内山さんが「大丈夫?」と聞いてくる。オイラのは海老名で入れてきてるから大丈夫。このまま沼津までは楽勝だ。 さあ、まだまだハードなワインディングが続く。沼津から戸田までは走ったことがあるから、道のイメージはしっかりとある。のんびり走るからハードでもなんでもなかったりするんだけど。 ここらでは、ちらちらと脇見をする。 んー、青空じゃないからいまいちだのー、とか、あれー?この辺の海の色ってあんまり奇麗に見えないなぁ、とか、おおッこんなトコロに家が建ってる!?とか、 さぁて、そのうちにやってきた昼飯タイム。何処かいのー?と走っていると、 オイラのSSも並べて停める。 ん?なして入らないの?あらら、一杯なのね。 しばしの後、内山さんおすすめの鯛丼に有り付いた。「んまい!」である。ビ○ルも なんだかんだであっと言う間に時間が過ぎる。食後は表でお昼寝タイム。まだまだ元気一杯のワタシはHPに使ってもらえれば、と写真をパチパチ撮りに歩く。 さぁ、後は沼津ICから一気か?と思えば箱根峠へ向かう様子。どっちへ曲がるか読めなかったのでオイラは真ん中の車線でジタバタしてる。あー危ね。 箱根峠で一服の後は箱根新道で山を降り、料金所で解散とのこと。さすがに箱根 さて、最後に集合写真を撮る。うー三脚持ってくりゃよかった。そこまで考えが廻って さて、無事に終わりを告げたがまだまだ油断は出来ない。ワタシには渋滞と言う強敵が待ち構えている。何時間かかるかなぁ。なんせ東京の向こう側まで行かなきゃならないもんなぁ・・・。 気合を入れて渋滞の嵐に突っ込んで行く。 途中の渋滞の中、在原さんの916にブチ抜かれました。さすが、速い。ワタシには あー疲れた。渋滞にもまれた末やっとこさ帰宅。しっかり疲れているハズ。しかし、足は勝手にいつもの飲み屋に向かう。 上野さんの400ss カウルのネジはすべてポジポリーニというこだわりを見せる。 |
吉澤智志@db2
俺は乾いている・・・・ 俺は漂流している・・・・ 3月16日、懸念されていた天候は、予報通り朝から雨だった・・・・ 内山さんに電話すると、『せっかくだから、参加予定者で飯でも食おう!』とのこと。 私は心当たりの店に電話をかけまくる、イタリアンな掲示板に告知を打つ、といった地味で細々とした調整を行う・・・・ 結局、杉並のピザ屋に決まる。 2次会(下北沢)にて、内山さんが、『やはり、走らなきゃ意味ないよ。20日はどう?』 『それでは月曜にプランを掲示板に上げておきます。』と、私。 こうして次の予定が決まった。 月曜日に出社すると(いちおうサラリーマンやってます。)回りは軒並み病欠。 『ふ~ん、世間では風邪がはやっているのだなぁ・・・・』 火曜日になると、この私までもが、なんとも熱っぽい。 水曜の朝、頭がボワ~ッと重い。 一日安静にしていたものの、夜になっても、熱は落ちていない! 3月20日、ミーティング当日。私が朝、内山さんをたたき起こすはずであったが、熱で起きれず。 8時に、保土ヶ谷に行かなくてはならない。 第2集合地点の西湘バイパスの国府津PAに着く。 みなさん、バイクを囲んで休憩がてら談笑している。 箱根ターンパイク入り口でドカ400SSの上野さんと合流。 なぜ、こうもガス欠するのかというと、それには一応理由がある。 とにかく、ガス欠はライダー失格だよねー、用心、用心。 ガスも入れ終われば、目の前に広がるは箱根ターンパイク! 目の前を在原916が通りすぎる。よし、私も改めて出発だ。 『内山さんは乗れてるなぁ・・・・』 コーナーでのスピードのノリ方が、私とは一枚も二枚も違う。 前にも後ろにも誰も来ていない・・・・ 何のドラマもなく、大観山、山頂に着いてしまった。 ほどなく、林M400、上野400SS両氏も山頂に着き、早速伊豆スカイラインに向かう。 伊豆スカに入ると、在原、内山両氏は、ウォーミングアップだろうか、しばらくはそこそこのペースで流している。 が、だんだん車間が開き始める・・・・ 私はそういう部分の自信を、どうにも出せない・・・・・無理せず自分のペースでいこう・・・・ 伊豆スカイラインには、尾根から別の尾根を見渡すことができる場所がある。 『ひえ~・・・、もうあんなところに行ってるのか・・・・』 私自身の名誉のために言っておくが、私のペースも、”バイクは道中、何台も抜いたが、1台にも抜かれなかった・・”というものであったと言えば、お2人の飛ばし様が分かるであろう・・・ 亀石峠で伊豆スカイラインを降りる。 なんと!db2のフォークからオイルがじわじわ滲んでいるではあ~りませんか!! 前述のグッチスポルトツーリングでは右ケースカバーからのオイルもれに見舞われたdb2(クラッチシャフトのシールを打ち直した。今回はそれは直っているようだ・・・・) 休憩の次は昼飯だ! 店に入ると早速検温タイム! みな、鯛丼、いかしゃぶ等を存分に味わっていたようだが、熱にうなされた私にとって、生魚は、ただただ、つらかった・・・・しかし、食った。 午後の部のメインは国道1号の高速コーナーだ。 なんとか箱根新道出口にたどり着く。 小田原厚木道路から帰宅の途につく。 最後はお約束のガス欠で締めさせていただきます! さいわい伊勢原の出口を過ぎたばかりだったので、出口に向けてdb2を押す。もちろん路肩は逆走だ。 たどり着いた近くの日石GSは、いかにもって感じのあんちゃん達が、仕事の暇を見つけては、自分の車をいじっているようなところであった。 『あの~、上の道路でガス欠起こしちゃって、ポリタンにガス入れてくれないかなぁ・・・・』 『いや~、ポリタンは今無いんだけど・・・・』 といいながらも、あんちゃんは親切にも、4リットルのオイル缶をガスで洗って用意してくれた。 しかしながら、おかげで、次回のツーリングに向けての課題ができた。 結局、今日は最初から最後まで一人で走っていた・・・・ 吉澤のdb2 ケースカバーからオイルもれの経過を見るためにカウルレス。 |
内山刑二@db1
3/19(水)AM0:30帰宅する。 んー、今日もこんな時間になってしまったか。 を? 吉澤さんから三回も….。 プルルル….「はい….よしざわです….」 なんでも風邪ひいて明日はやばいかも、だと言う。 なになに? 次々に泣き言を言う。 表面上は心配するフリをして、 「んじゃー、明日起きてみて体調50%だったらおいで」 ということにした。 「あ”ー、うじやばさんに起こしてもらったー」 と、チカラ無い応対。 さて、出かけるか。 いたいた。鮮やかなレモンイエローの916を発見、其の脇にdbを停める。 ろ? イッタイ、ドコニイルノダ….。 そこに、キャップを被りツナギにこれまた鮮やかなマイルドセブンのブルージャンバーを着た在原さんがニコニコしながらこちらにやってくる。 「スキなんですねー、在原さんも」 「ええ。そうなんですよー(ニコニコ)」 ところで誰も来ない。 電話をかけてみるが留守電になっている。 もうちょっと待ってみるか。 「(行くかどうか)迷ったんですけどねー。熱が38℃あるんですよー」 ふん。 私はここでも、顔では心配しながら、 「来なかったら後悔したよねー。きっと」 と言う。すると、吉澤さんは、 「….イキマスッ!」 と、決心したように言う。 びゅーんっ! 200km/hで走る。 出口の信号で、 「アリハラさん、ぼくのはあそこまでですけど、アリハラさんはあそこからですか?」 「そうです(ニコニコ)」 う”ー、付き合ってくれてたのね。 「吉澤さん、大丈夫」 「大丈夫です….。」 ウサギのような赤い眼をしている。 真新しい白のツナギに赤いジャンパーを羽織った好青年が近づいてきた。 向こうから、現横浜ベイスターズの駒田徳広選手がやってきた。 なぜここに? と思ったが、すぐに林さんだと解った。手に見たことのあるデジカメを持っていたからだ。 さて、しゅっぱ~つ♪ 「それじゃぼく、オダアツ(小田原厚木道路)で帰ります。夜仕事があるので」 と、藤森さんが言う。 ろ? 今は朝だよ? まあいい。 吉澤さんも体調が悪いので帰る、と言う。 小田原厚木道路の分岐で藤森さんと別れる。 料金所でガスを入れる。 おっと、アリハラさんが行ってしまった。 上野さ~ん、後でゆっくりお話しようねーっ!(びゅーんっ!) アリハラさんの916ったら、すんごいアクセル開いてるの。 立ち上がりで離されるのはしょうがないけど、いつもなら詰まるところの距離が他の単車を追いかける時よりぜーんぜん短いなー。 んー、ダメだ。並べない。 うー、大観山着いちゃったよ。(あー、ぶっちぎられなくてヨカッタ) 減速→パーシャルで旋回→立ち上がりで車体を起こしてワイドオープン! これで結構速く走れちゃうのが916だから、916乗りの人って結構多いんだよね、こういう乗り方が。 ところがアリハラさん、コーナー1/3過ぎたらもう加速しながら周ってっちゃうんだもんなー。 ろろ? あ….。 アリハラさん前行っちゃうと、ぼくちゃん追いつけるかどうかワカラナイ…..。 よーし、ここはdbちゃんの得意なコースじゃ、 びゅーんっ! うーん、ここでもよく開いてるのよ。アクセルが。 でも、ターンパイクほど差はないな。 それよりなにより、アリハラさんの危険回避能力やそのメリハリある走りには本当に感心させられるなー。 あっという間に亀石PAに到着。 「あー、楽しかった(ニコニコ)」 うーん、そうだったのか。 おー、吉澤さんが来た来た。あれ? おーい、こっちだよーっ! あ、戻ってきた….。 お? 上野さんが到着。 いくらなんでもここは916には狭すぎるだろう。 ふー、やっと抜けた。 「途中車とすれ違う時、びっくりしましたねー。(ニコニコ)」 うー、このヒトは….。 よーし、土肥はもうすぐだ。 おおー、見える、見える。 伊豆半島西海岸の土肥~沼津はこれまたサスペンションには「ツライ」コース。 見晴らしの良い展望台で、本日の大サービス、一人一枚愛車との撮影大会。 ここでみんなのバイクをゆっくり眺めてみる。 <アリハラさん916> <林さんモンスター> <上野さんSS> <吉澤さんdb2> (゚-゚)ん? 途中工事でダートのところが一個所あった。 ミラー見ると続いてアリハラさんも来てるぞ。 到着ぅーっ!(ハアハア) ろろ? 一杯で入れないでやんの。 吉澤さん、ヘルメット脱ぐとそこには文字どおりの「ふくれっ面」が。 待つこと20分、さあ、中に入るぞ。 う….うまい….。 「絶品ですねー、これは(ニコニコ)」 誰がそう言ったかはもう御解りですね? んで、料理ウマカッター。とにかく。(林さん、イカしゃぶが林さんの箸から遠くてゴメン) さて、ちとアルコールが入ったので港で昼寝する。 そろそろ行くかー。 ろ? カ、カラダガ….。 そーっと、アリハラさんのほうを見てみる。 ところが左手首が痛くてしょうがない。 おおっとっ! さてさて、一号線を左に曲がれば沼津ICから東名、右に曲がればR1~箱根。 「どうします? このまま東名で帰りますか? それとも右曲がって….」 「右マガリマショ!(ニコニコ)」 どうやら尋ねる人を間違えたようだ….。 三島~箱根のR1はターンパイクよりも高速なコーナーが続くなかなか面白いコース。 下の料金所で解散することにして出発。 「ボク、道知ってますから。先にイキマスネ(ニコニコ)」 嫌な予感がする….。 アリハラさん、ばびゅーんっ!(当然) ああ….。やっぱり….。 えーん、ぼくちゃん休めないじゃないかー。これじゃ。 しょうがないからついていくことにする。 下でやや待つと吉澤さんが「ブォンッ」と空ブカシして、タイヤが鳴きそうな勢いで停止する。 「どうしたらアリハラさんのように安全に、速く走れますかねえ」 「….セ、センスじゃないかな。バイクは(ニコニコ?)」 アリハラさん、やや苦笑ぎみであった。 有料道路手前でガス補給する。 さあ、オダアツと西湘の分岐点だ。 オダアツではツイテナイことにパトカーがいた。 んー、実に深い….。 やはり、ぼくちゃんは吉澤さんを理解するのにはまだまだ多くの時間が必要のようだ。 オダアツ二つ目の料金所で吉澤さんのキャプチャーに成功、アリハラさんが吉澤さんに何やら話しかけている。 東名厚木ICに到着、ところが待てど暮らせど来てるハズの吉澤さんが来ない。 海老名SAに着いたがやはり現れない。 結局、 「解散した時は下の道で行くと言ってたからそうしたのではないか」 聞けば、アリハラさんがさっき吉澤さんにどうしてパトカーにあんなにくっついて走ってたのか、と尋ねたら、 「(パトカーを)アオッてやりましたよ」 という答えだったという。 私はやはり熱のせいではないか、という気がした。 ●注意● 「これはイクな。きっと」 と思ったらやっぱりそうだった。 「おいおい、アブねえじゃねーか、どっちにいくんだよコラ、そこの車」 と思った直後、その車が車線変更、私の前方20mにいきなり1m大の黒い物体が現れたのだっ! 私は超人的反射神経で光の速度よりも速く自分の体の各器官に命令を下し、これを回避したのだった。 ふーっ、 あれは何かバイクのシートに形が似ていたような気がする。 びゅーんっ! 今日初めてアリハラさんを抜いて前に出る。 それと、このような楽しい機会を用意してくれた吉澤さん、本当に感謝してます。 内山さんのdb1 パワーハウスカラーがまぶしい。 |
西湘バイパス国府津PAにて
藤森さんの400F3。今回は西湘南国府津PAまでの見送り。
内山さん、早速食ってます!!
伊豆スカイライン亀石PAにて
伊豆スカイラインを激走してきた直後
昼の休憩
食事の前に、午前中の走りを反省する(ウソ)
食後のシエステ
実は真中の吉澤は、高熱で、既に死んでいる・・・
個性的な尻構えを見せる面々
本日のルートを確認
おっ、上野さん使いやすそうな地図ですね。
旅慣れた僕が、選び抜いたものですから・・・
王者の午睡
デイブ・スペクターの処女作『It’s ONLY A JOKE』仕込みのアメリカンジョークで、爆笑する(ウソ)
ここで解散
みなさん、本日はお疲れ様でした。
左より、在原、吉澤、内山、林、上野