Italy |
TUTTOMOTO
雑誌提供:福田充広
MOTO SPRINT
”バリバリマシン”といった風情(厚さ、年齢層)の素敵な雑誌。
SBKから草スクーターレースまでを紹介しておりイタリア国内のレース事情が知れる貴重な雑誌。
文:山本俊輔
愛知県豊橋市在住。
DUCATI916とBMW K1100RSという典型的な組み合わせで愛車を構成する外車マニア。MC文化、とくに海外方面のウンチクに強い。
MOTOCICLISMO
言わずと知れた日本の”別冊”的地位にある高級雑誌。
ただし、雰囲気はだいぶ違って、広告の少ない向こうの雑誌の中では特に広告の目立つ雑誌。
しかしカバーする情報は多く、正確で一目置かれる存在。
文:山本俊輔
愛知県豊橋市在住。
DUCATI916とBMW K1100RSという典型的な組み合わせで愛車を構成する外車マニア。MC文化、とくに海外方面のウンチクに強い。
IN MOTO
数値的解析が得意であえてたとえるならば”BIKERS STATION”?
ちょっと違うか・・・(失敬)。
過去のテスト結果を参照するのも容易で例えば順に最高速、ゼロヨン、実測馬力、実測トルク、燃費など916の94,95,96,97,98…などと歴代テスト車が表で全部比べられます。
この数字がどのくらい信用できるかは別にして楽しい一冊。
文:山本俊輔
愛知県豊橋市在住。
DUCATI916とBMW K1100RSという典型的な組み合わせで愛車を構成する外車マニア。MC文化、とくに海外方面のウンチクに強い。
LAMOTO
比較的新しく創刊した雑誌で創刊は1975年。
比較的薄い雑誌ですが広告が少なくて読むところが多い好感のもてる雑誌。
でもここもテストは数値が多いねぇ・・・。
イタリアンは数字なんて関係ないのさ、と思っている御仁の想像を裏切る一冊。
この雑誌は毎年バイクオブザイヤーをやっていて1980年のパンタ600の受賞以来87年のPASO750、 94年の916となかなかイタリア車には辛口。
でも傾向を追っていくと面白くて80年代前半は主にスーパーバイク。
80年代後半はツーリングを意識したデュアルパーパスの大型バイクこれが91年のTDM850まで続き以後CBR900RRに始まる
大型レプリカブームへと流れていくのが良くわかります。
文:山本俊輔
愛知県豊橋市在住。
DUCATI916とBMW K1100RSという典型的な組み合わせで愛車を構成する外車マニア。MC文化、とくに海外方面のウンチクに強い。
Gli Speciali MOTOCICLISMO-Bielle roventi
EDI SPORT LIRE 12000
モトチクリズモが出しているムックもの。
かつてのイタリア国内のカフェムーブメントから現代のドイツ風激しいカスタムまでを紹介してます。
ド派手なモンスターカスタムならゴロゴロあります。ちょっと日本人には抵抗あるでしょうねぇ・・・。
CB400F(Black Wing)にロングタンクをつけ艶消しの集合、小さめのヘッドライトに喚装してお洒落に乗りこなすギャルを紹介してるのが私好みかな。
日本のレース(ちょっと記事に色がついていますが・・・)の白熱ぶりも載ってます。
ディープ度 ★★★★
文:山本俊輔
愛知県豊橋市在住。
DUCATI916とBMW K1100RSという典型的な組み合わせで愛車を構成する外車マニア。MC文化、とくに海外方面のウンチクに強い。
United Kingdom |
PERFORMANCE BIKES
Classic Bike
GermanyMOTORRAD
雑誌提供:福田充広
MOTORRAD CLASSIC
雑誌提供:松岡 政行
France |
by 松田智大
フランスのバイク雑誌には以下のようなカテゴリーで、私の知っている限りで15から16誌があります。
<メジャー系総合情報誌>
moto revueというのと、moto journalというのがいわゆる2大メジャー誌で、内容もしっかりしていて読みごたえのあるものです。(とはいうものの、販売部数等のデータに基づいているわけではないので、実際のところ創刊何年でどの程度売れているのかに関しては分かりません。あくまで私の印象です。) 新車試乗、ツーリングガイド、モーターショウリポート、レースリポートなどがメインの記事で、広告も大手メーカーや有名ガレージ等で占められています。また、年に一度****年購入ガイドとして国内で販売される各社全モデルのカタログ的な別冊も発行します。
(実際の例)2誌とも購入ガイド号。
MOTO JOURNAL (モト・ジャーナル)
月刊24フラン(430円位)
ちょっと古め、去年の3月号。
全体的に広告が多いです。それだけメーカー、販売代理店に信用されているってことではないでしょうか?買えST4。
ありがち。比較試乗。中型スクーター編。そして廉価バイク編。
そして特集の購入ガイド。
フランスでのバイクの種別は、
- Sportives (レーサーレプリカ) サブカテゴリー 600Supersport (600スーパースポーツ)
- Routieres (ツーリング)サブカテゴリー Entree de gamme (廉価エントリーモデル)サブカテゴリー Grand Tourisme (大型ツーリング)
- Roadsters (ネイキッド)
- Customs (カスタム)
- Trails (トレイル)
- 125 (125ccバイク 16才~18才が乗れる限度。また普通乗用車免許でも運転できる。)
- Scooters (スクーター)となっています。
Ducatiを仕切っているのがSimpson Mecanique
(とりわけ南部のフランス人が)ドイツを馬鹿にし、いかにフランスの気候が温暖でバイク乗りにも恵まれているかを再確認するためのページ。 「いやー、あんな気候の地域に住んでいるから性格までおかしくなっちゃうんだよ。」という仏読者の声が聞こえます。
最後はインタビュー+レースレビュー。
おお!モスクワ・イスタンブールラリー(モスイスラリー?)。参加費約54万円。安い?
Moto revue (モト・レビュー)
月刊30フラン(540円位)
今回は購入ガイド増刊号で記事はありませんが、内容はMOTO JOURNALと同様の趣向です。新モデルTop20にVoxan。当然です。
90%以上のイタリアンバイクに同様の評価。
長所:外観・美しさ、短所:価格、快適さ。
<チューニング系雑誌>
チューニングしたマシンを紹介する雑誌です。フランスではバイク価格に比しての所得が高くありませんので、 DUCATI等高価なイタリアバイクはもとより、リーズナブルな日本車でも、改造しまくりバイクというのはほとんど目にしません。せいぜいマフラーを換え、安めのカーボンパーツをつけたり、風防をいろ付きのものに換えるくらいがいいところです。
自分の改造の参考にするというよりも、見て、夢見て、楽しむという趣向のものでしょう。(実際の例)
adrenaline moto(アドレナリン炎モト)隔月刊30フラン(540円位)
お伝えできないのが残念ですが、この雑誌、異様な臭いがします。どうです、吉澤さん?最初の数ページはバイク、パーツ、装備等の最新情報が
のっけからDucati。888のチューニング。テルミニョーニのアップスタイルマフラーにマルケジーニのマグネシウムホイール。 あれ?日本で皆さん当然のようにされてることじゃないっすか?
916顔のホンダVTR
フランス北東部、アルザス地方のDesmo shopの紹介。
名前どおり、Ducatistのためのお店。そしてしつこくDucati。エンデュランス仕様のSS900。Desmo shopが手掛けたもの。
うーん。素人なのですごいのかどうかよく分かりません。
シートはT595のものだそうです。すごい?しばらく日本車が続いて・・・・やっぱりDucati。996。パリのショップの作品。
細かく色々換えてるみたいです。お値段、138000フラン(248万4000円位)。ノーマルで182万円くらいですから、結構高いですよね。パーツ代差し引くとお買い得なのでしょうか?
<レース専門誌>
単純にFIMのGPをはじめとしたレースのレポート誌です。レジスラコーニや、オリヴィエジャックといったお国のレーサーがメインに特集されるのは至って納得できることですが、たとえ優勝しようとも日本人レーサーが紙面に登場することは稀ですね、ほんと。
これはユーロスポーツ等のテレビ番組でも言えることですが。TECH3の中野はジャックのおかげでかなりひいきされていて、もっぱら「一番フランス人に近い日本人ライダーだ。」なんて言われてます。名誉白人ならぬ、名誉フランス人といったとこですか。ま、21世紀目前の国際社会、こんなもんです。
<ハーレー系カスタムバイク誌>
3誌ほどありますが、よくわかりません。特にカスタムしたバイクを紹介してこのパーツがああだこうだ、言うでもなく、アメリカでのハーレーイベントの紹介や、誌面をうめるだけの内容のない記事、そして脈絡のないおっぱい写真に終始しています。
紹介するイージーライダーはアメリカの雑誌を半分くらい中途半端に翻訳してそのまま販売しているもの。日本版もありますか?
まあ、Harley=Tatoo=Tits=Liberty=Big Mac=Microsoftですからね。
いくらコートダジュールの方でもカリフォルニアのように年中ホットな土地柄ではないですし、野郎も小柄で、似あわないんですけどね(ヘルメット着用も義務ですし)。(実際例)
Easy riders (イージーライダー)表紙から読者をくぎ付け。「サマーギャル到来!太陽が輝き、水着が落ちた!」(あの?バイクは?)
隔月刊35フラン(630円位)半分くらいが英語。広告などはアメリカ版のものを流用しています。
イベント情報もアメリカのもの。
パーツも米ドル表示。
そして、これが大切、おっぱい。
米国各州の州法一覧表。フランスでもハーレー乗りの一般常識です。
おっぱい。
またおっぱい。
ちょこっとバイクのカスタム紹介も。
おっぱいがいっぱい。
<オフロード系雑誌>
あまり読んだことありませんので、コメントできません。
5~6才の子供から、夏期オフロードバイク合宿のようなものが一般的にありますし、オフロードバイク、メジャーなのだと思います。
<スクーター、125ccミニバイク誌>
結構種類も多く、活発なカテゴリーです。50ccのスクーターは免許がいりませんし、125は高校生でも、普通自動車の免許でも乗ることができますから、かなり手軽な位置にあるわけです。 毒々しいペインティングや、センスの悪いステッカー、単にうるさくするだけのチューンがこれでもかといわんばかりに紹介されています。血気盛んなティーンエイジャーを中心に売れているんでしょう。
しかしながら、フランスで暴走族がいないのは(個人で暴走してる奴はいますが)、日本の若者に比べ、溜まったものを違うところで自由奔放に放出できるからじゃないでしょうかね?
<中古車売買誌>
全面、売ります買います情報誌です。写真入りで法外な値段の中古バイクが紹介されています。 日本のようにインターネットに気軽にアクセスできるような環境がまだ整っていませんので、このような雑誌は重宝されています。バイクに限らず、売ります買います新聞のようなものが3~4誌はでており、リサイクルに役立っています。
私の周りでも新車を買ったという話しはほとんど聞きませんしね。
<その他一発もの>
月刊でも季刊でもなく時々出ている雑誌です。ここで紹介するVツインバイク大特集誌がいい例です。今回イタリアンイタリアンしてたので買ってみました。
MOTO Collection (モトコレクション)
Vive la France! 自国のバイクをとりあえず紹介。
好評のCAGIVAの1000ラプター。日本ではどうですか?
そしてMONSTER 600 DarkとSUZUKI SV650の比較。
価格的に日本車と五分にわたりあえるほどになりました。
MONSTERのいい点; 美しさ、燃費、倒立サス、スポーティなライディングポジション?。なんか燃費を除いて苦しい戦い。Holland Motor
雑誌提供:松田智大
Spain MOTOS BCN
雑誌提供:松田智大
SOLO MOTO & Off road
雑誌提供:松田智大
Unites States MOTOR CYCLIST
CYCLE WORLD
雑誌提供:本田茂
RIDER
雑誌提供:本田茂
TWIST GRIP
雑誌提供:本田茂
China CMN – CHINA MOTORNEWS
雑誌提供:福田充広
Motorcycle
雑誌提供:福田充広
Thailand なんて読むのだろう、雑誌の名前は。
雑誌提供:福田充広