1987年1月15日、筑波サーキットで行われた第7回バトルオブザツイン(ズ)の記録ビデオからキャプチュアした画像を紹介いたします。1987年というと、本場のデイトナBOTTでは、マルコ・ルッキネリがまだプロトタイプ・レーサーだった851でデビューウインをキメた年です。

 大昔にVHSビデオからキャプっておいたのですが、肝心のVHS本体は友人の家に大勢で集まる機会があったとき、酒の肴にと持っていた際、そこで行方不明でなってしまいました。(泣。なぜかケースだけは手元に残ったのですが・・・・今となっては、形見の画像です(笑))

 クラスはエキスパートツイン(相当)でしょうか?28番のヤマハTX650とdb1のバトルが見ものです。この28番、ダートトラックスタイルで周回しておりますが、ライダーは、クラッシュキングこと高橋サトシ氏(クラブマン誌で活躍後、ライダースクラブ編集長になられた)。22年前の勇姿です。

 他、パンタ650SL、ヤジマの750F1なんかも見られます。

 しかし・・・日本のバトルは、どうなちゃったんでしょうかねえ? なんだかもう開催されていないような・・・今となっては記憶に残るのみですが、90年代半ばから2000年始めにかけての盛り上がりはまさに日本一の草レースといった様相でした。(98年には、あのブリッテンが走りました!)

 バトルのプロモーターであるフリーランスプラニングのHPは閉鎖されており最新の情報がフォローできないでおります。(風の噂では、TOFといった4発系のレースと併催されて、その後、フェイドアウトとか・・・)

 所詮、バブル景気に過ぎなかったんでしょうか・・・たしかに90年代後半ですでにシングルのエントリ台数は怪しくはなっていたのは分かっておりましたが・・・どんなものにも成長の限界と必然的な衰退は避けられないのは世の理ではあるとはいえ、一抹の寂しさだけが募ります。