かつてのビモータのフレームの、純正色である赤は、非常に退色しやすく、新車から1年もしないうちに見事なまでに色褪せ、見えるところはすべて、くすんだ朱色になってしまったものです。
単に塗料の品質の問題なのでしょうが、最後のクロモリ・フレームとなるはずだったdb2まで、決してそれは改善されることはありませんでした。(新生ビモータはクロモリフレームに回帰し、db5を出してきました。db5以降のフレーム塗装はどんな按配なんでしょうね?)
今回、その退色っぷりに業を煮やしたdb2オーナー氏がフレームの再塗装を決定され、このたびパウダーコーティングされたフレームが上がってきました。いい機会ですから、管理人の黒フレームdb2と並べて記念撮影してみました。ご笑覧くださいませ。
いや~、db2の魅力は、丁寧に組まれたトラスフレームの造形はもちろんのこと、なによりフレームの小ささに尽きますね。db2のカウルは、かさが結構あるので、取り付けてしまうとそれなりの大きさのバイクに見えてしまうのは残念です。