本日、『バイク LED表示価格より+5円』という看板を出しているガソリンスタンド(以下GS)を見かけてしまいました。一瞬、我が目を疑いましたが、よくよく見直してみると、やはりそう書いてある。
個人の商売なんだから値段は好きにつければいいんじゃない、とは思います。気に入らなければ買わなければいいだけなんだしね・・・しかし理由は知りたい。『美人 LED表示価格より-5円』とあれば、ああ、ここの主人は女好きなんだな、と容易にわかるのですが、なぜにバイクだけ高いのか!?
そのGSはイマドキのセルフなんですよ。わざわざ店員の手を煩わせているなら、少量の給油になりがちなスクーターやバイクは別料金、というのは分からくもない。(昔良くあった値段表示の無いGSにはかような多段階の価格設定をしていた、とは聞きます。バイクとか非地元ナンバーとかに対し・・・)それでも、ずいぶんセコいとは思うけどね。
さらにセルフと言うことは、バイクの区別は自己申告でもしない限り判別できないから・・・10リッター以下の給油は一律+5円という設定にでもなっているんでしょうか?その場合、クルマでも少量給油であれば、扱いは一律になり、ある意味平等。(クルマで10L以下を給油する人は皆無に近いとは思いますが)しかし、だったら『10L以下の給油 LED表示価格より+5円』と書くべきなんじゃないの、と思ったり。
なんにせよ、バイク乗りとしては、妙な気分にさせられる看板でした。
(画像は本文と関係ありません・・・ないと思う、たぶん・・・きっと・・・)
1 comment
とおりすがり says:
10月 14, 2010
日本で通常ガソリンとして業界規格で出荷される正規品のガソリンと、JIS規格に基づいたガソリンの品質には、オクタン値、灯油成分に付いて差が有ります。
例えば、ハイオクガソリンは業界規格では100オクタン以上、灯油成分はほぼゼロで出荷されますが、JIS規格では96オクタン以上がハイオク、灯油混入は5%未満とされています。
またレギュラーは、90オクタン以上で、灯油分はほぼゼロ出荷です。しかし、JISではレギュラーは89オクタン以上、灯油分は5%未満となっています。
この差を利用して、ハイオクとレギュラーを半分づつ割って、ハイオクとして販売している店や、灯油を4%混ぜてガソリンとして売っている店が有りますが、残念ながらJIS規格の範囲内なので違法では無いのです。
しかし、混ぜ過ぎちゃって、捕まった店も有ります。http://maruta.be/sekiyugyoukainoyami/1、、。
こういうお店は、オートバイは給油禁止です。キャブ車だとノックセンサーが無いのが多く、すぐにバレるし、壊れるからです。このお店は、灯油混入+ハイオクと称したブレンドを続けていたのですが、混入率を間違えて燃料を薄くしているハイブリッド車を壊してしまったので表に出ましたが氷山の一角です。