1/24 Gunze Sangyo – LUPIN III & FIAT ★PURSUIT★
ルパン三世カリオストロの城シリーズ
1989年ごろのリリース。インジェクションキットにレジンキャスト製フィギュアを組み合わせるという、それまでの量産メーカーにはなかった実験的、意欲的な製品は、バブル景気ゆえに実現したのでしょうか。
1/24 L1 ★旅立ち★ ルパンIII世&フィアット
1/24 L2 ★追跡★ ルパンIII世&フィアット
1/24 L3 ★逃走★ クラリス&2CV
1/24 L4 ★断崖★
1/24 L5 ★屋根★
1/24 L6 ★襲撃★ ルパンIII世、次元&フィアット
1/24 L7 ★カゲ★ ルパンIII世&カゲ
1/48 L8 ★奪取★ オートジャイロ
1/24 L9 ★撤退★
L10 なぜか欠番となっています。リリース直前で販売中止にでもなったのでしょうか?
1/24 L11 ★さいなら★ ルパン三世&フィアット
1/24 L12 ★さいなら情景セット★
1/12 LL1 ★ドロボウさん★ ルパン&クラリス
1/12 LL2 ★救出★ 不二子&クラリス
1/10 LL3 五右衛門 / 次元
1/24 LP-1 旅立ち2
リニューアルでシリーズを立ち上げるも2作目は出ず。この1作で終了した模様。
こちらはレジンキャスト製ではなく、インジェクションモールド製のフィギュアが付くシリーズ。カリオストロ・シリーズよりも早くのリリース。
1/24 メッサーシュミット&不二子・五右衛門・銭形 700円 1985年5月
インジェクション・フィギュア3体付属
1/24 フィアット500&ルパン・次元 700円 1985年5月
インジェクション・フィギュア2体付属
ベースとなったキット
1/24 FIAT 500
ハイテックモデルから始まるグンゼのオリジナルキット。
後年、ホワイトメタルやエッチングパーツといったハイテック要素をプラ製パーツに置き換えた廉価版キットがリリースされています。
造形に、いくつか目立つ欠点が散見されるものの、タミヤ製500が出るまでは1/24唯一のキットで、それなりに人気がありました。
1/24 2CV
一時期グンゼが代理店をしていた仏エレール社のキットが元ネタ。グンゼ版のパッケージが右。カリオストロシリーズでは、初期型2CVに変更するためのパーツを追加するという芸の細かさ。そういえば、500同様、2CVでもタミヤは同スケールで「後出し」していますね。
メッサーシュミットもハイテックモデルが由来。
デフォルメされた車のウインドにキャラクターのデカールを貼るだけの即席キット。「強力ルパンモーター付」とあります(笑
1/48 №1 不二子・シティ350円 1985年5月
1/48 №2 ルパン・ポルシェ 350円 1985年5月
1/48 №3 次元・セリカ 350円 1985年5月
1/48 №4 銭形・スカイライン 350円 1985年5月
ディフォルメキット・ブーム時のグンゼの秀作「BOYシリーズ」がベース。
劇場作品「ルパン三世 カリオストロの城」で、フィアット500とシトロエン2CVが起用されたのは、大塚康生氏(作画監督)、宮崎駿氏(監督・脚本)それぞれの愛車であったゆえということは、良く知られた事実です。