ボルディ以前のドゥカティ4バルブ [ 1 ]
こちらの稿(http://www.italian.sakura.ne.jp/sons_of_biscuits/?p=186)で、ボルディがDOHC4バルブ・ヘッドをデザインする際、タリオーニ御大と少なからず確執があったことを書きました。 それでは、タリオーニは4バルブヘッドを、まったくデザインしなかったか否かというと・・・・実は、いくつかしているんですよね。このシリーズでは、それらを紹介してい […]
PASOのフレームについて、個人的な推測
この稿では、ズバリ、パゾのフレームとビモータの空冷4発用モジュラー・フレームの近似性について述べてみたいと思います。(私の知る限り、この論を公にしている人は、他にいないはずです。ええ、私が入庫したパゾをいじっているとき、フレームをまじまじ眺めて、!!とひらめいたのです)
スーパーモノ再び?
http://www.oliepeil.nl/archief/2008/03/ducati_549r_supermono/ オランダのオートバイニュースサイト、Oliepeil(オイルレベル)によると、1098Rエンジンの半分とMonster 696のフレーム、足回りを使ったスーパーモノが、2010年までに登場する10のニューモデルのうちの一台となる、かも?とか。
面白いバイクがまた来た
このMHRのオーナーであるH氏は今では一桁台後半のドカ、それもベベルとパンタばかりを所有され、自分の手でカスタマイズしている猛者なのですが、初めて手に入れたドカが上の車両で、私が彼に初めて会ったときは、まだフルノーマルだったのですが・・・
デスモ4バルブ出生の秘密
マッシモ・ボルディが、DOHC4バルブのデスモヘッドを初めて設計したのは、なんと今から35年前の1973年、彼のボローニャ大学における卒論でのこと。カムの駆動方式は、現在のようなタイミングベルトによるものではなく、当時のドゥカティの市販車と同じベベルギアでした。 そしてこのヘッドデザインはコスワースから強い影響を受けた、という有名な事実を巡る考察が今回の主題であります。
キーシリンダーのリニューアル
80年代にドカの純正キーシリンダーには、ZADI製が使われていました。ZADIはイタリアのキーメーカーで、キーを差し込むスロットの部分が赤くなっていて、そんな細かいところにも、イタリアらしい洒落っ気を感じさせられたものです。 イタリア製ゆえなのか、単に寄る年並みには勝てないだけなのか、その時代のキーシリンダーに、キーONしても反応が無い、といった感じのトラブルが多く起きています。内部端子の接触 […]