Pelagro
DUCATI好きで自転車も好きならば、かなり琴線に響くであろう自転車をご紹介します。 製作者のPeter Laibacher氏は、2014年現在49歳のドイツ人。自身の所有するDUCATI 750F1のフレームにインスパイアされ製作したとのこと。 ブランド名であるPelagroの由来は、自身の名と姓から’Pe’と’La’を、出身地グロースボット […]
日本のMTBムーブメントを定点観測 [ 5 ] 1989
1989年は台湾発の世界の巨人、「ジャイアント」が日本法人を設立し、日本市場に参入、大攻勢を果たした年である。 89年7月・通巻97号 サイクルスポーツ CS 89年1月号 CS 89年1月号 CS 89年3月号 CS 89年3月号 CS 89年3月号 ロングビーチショー CS 89年3月号
日本のMTBムーブメントを定点観測 [ 4 ] 1988
MTBの一大ブーム到来! BMXは結局、不発に終わり、ランドナーは完全に息の根を断たれ、ロードはまだまだブームの萌芽の兆しも見せていなかったという時代。バブル景気に浮かれる中、老いも若きも、猫も杓子もMTB!!自転車ショップはMTBであふれ、雑誌の誌面はMTBで満載でありました。 88年3月号・通巻81号 88年6月号・通巻84号 88年10月・通巻88号 88年11月・通巻89号 サイクルス […]
日本のMTBムーブメントを定点観測 [ 3 ] 1985 – 87
1985年~87年 停滞期 85年1月・通巻43号 85年4月・通巻46号 85年8月・通巻50号 85年10月・通巻52号 これがBMX & MTBだ! 1985(昭和60)年9月初版。平木康三・著 私が確認した限り、始祖ワイルドキャット、武蔵村山市のフロンティア、大阪市住吉区のホットハート以外は30年たった2015年現在でも存在している。 サイクルスポーツ CS 85年1月号 ロック […]
日本のMTBムーブメントを定点観測 [ 2 ] 1984
1984年8月 第1回BE-PALマウンテンバイクミーティング 1984年8月5日、ビーパル誌創刊3周年記念イベントとして第1回「BE-PALマウンテンバイクミーティング」が、群馬県みなかみ町のホワイトバレー・スキー場で開催された。このミーティングでダウンヒルとスラロームのレースが行われ、これが日本最初のMTB競技会とされている。 このイベントには、誌面を見て参加したビーパル愛読者の他、BMX […]
日本のMTBムーブメントを定点観測 [ 1 ] 1981 – 83
日本のMTBムーブメントを定点観測するのに良い資料は何かと思案したところ、マスメディアとして日本で初めてMTBを紹介し、初期のMTBシーンを能動的に牽引した小学館の『ビーパル』、および老舗専門誌のひとつとして日本の自転車趣味の歴史とともに歩んだという実績を持つ八重洲出版の『サイクルスポーツ』の2誌がその役にふさわしいと判断するに至り、それらを使っていろいろ書いてみたい次第。 1981年~1984 […]
泥まみれのキツネ [ 4 ] – 誰も知らない大径オフロードタイヤのパイオニア
前後26インチのホイールサイズがMTBには当然と長らく思われてきた(24インチは小柄な人のための非常手段の域を出ることはなかった)が、誕生から20年経って突然、革命的変化が訪れた。そう、29インチホイールのデビューには誰もが心底驚いたことだろう。 当初、29インチホイールはフィールドからの必然的要求というよりも、変化のための変化(閉塞した市場へのカンフル剤的な)とも受け取れなくもなく、なに […]
泥まみれのキツネ [ 2 ] – スタンプジャンパーを作ったのは誰だ?
先の投稿で、世界初の量産MTB、初代スタンプジャンパーは日本で作られたと書いたが、スタンプジャンパーの誕生の裏話は複雑で、一筋縄ではおさまらない。
泥まみれのキツネ [ 1 ] – パイオニア期のMTB
子供の時分、知らない場所に行ってみたいという好奇心から自転車の遠乗りを始め、長じて自転車乗りとなった私であったが、1980年代後半、初めて見たマウンテンバイク(MTB)は、まさに自分が待ち望んでいた乗り物そのものだった。MTBという新しい乗り物は、必ず私に新しい世界を見せてくれるに違いない、と期待をふくらませたものだった。